〜リベンジ!新チームお披露目コンサート~ MX祭り! AKB48 60thシングル「久しぶりのリップグロス」発売記念コンサート in 武道館 20221007
初めてのAKB大箱コンサートとなりました。厳密に言えば推しの卒コンや年明け1月の新春フレッシュコンサートに参加しているのですが、現時点で所属しているほぼ全メンバーが参加するAKB48のコンサートという意味では初です。本来ならば2月に行われるはずでしたがようやく開催の運びとなってよかった。
M01 Beginner
♪Stand up Together!で真っ先に階段を下りてきたのが田口さんで沸きました。Beginner好き好き人間なのでこの始まりにはニッコリ。向井地、田口、浅井、倉野尾の横並びで♪In your position set!って言われたらああ新チーム始まったなとなる。しかしこの始まったな感は2月に味わいたかった。
M03 Loss of time
疾走感とギターと爽やかさがあれば脳がKと認識するやつ。
チームKを見る時目が足りない問題。山内、武藤十の並びはシンプルに強いし茂木、市川、湯本、下口、小林の安定安心感。移動してきた奥原、高橋彩がKでもしっかり可愛いを維持してるのも良い。どこかで大西、小田の8兼任ショートカットシンメがあったと記憶しているのですがこの配置を考えた人、ありがとね。ニッコリその2。そんな見どころたくさんなKですが目で追ってしまうのはやはり田口さん。どうかキャプテンだからといって自分を抑え込まずに前に出てほしいわねと祈るばかり。
M05 アンジー
おかりながKから4に移動したのが悲しかったんですけど、下尾、谷口、長友、村山、川原と他を見渡せば大人っぽいお姉さんの雰囲気を持つメンバーが多くて確かに4でもハマってるなと思いました。チーム4って黄色でピチピチしてフレッシュなイメージがあったのですが今回のチーム替えでいちばんイメージが変わったのが4ですね。羨ましい。チームKの体育会系概念が好きな老害としてはこれくらいの柔軟な考えを持ちたい。
M06 元カレです
全員披露の迫力が凄くて圧巻。今回のコンサートで一番評価が変わった曲。正直聞いた時はメロディーのグルーヴ感に康が書く男のネチネチした未練が合わないなとしっくりこなかったのですが、大きな箱で聞くとどうしてもノッてしまう。好きなメロディーなので仕方ない。
二階席で見ていたので田口さんと浅井さんの動きを追えて嬉しかった。歌番組の引きの画になると探しづらいけど現場になると見つけさえすればどうにかなる。しかし双眼鏡を持ってなかったのが仇となり見失うことも多々。は~~~次は必ず双眼鏡持参すると心に決めた…
M07 Wonderful Love
17期だ!!!ワーイワーイ
みずみん(水島さん)とゆきたん(太田さん)が気になっているので2人を中心に追ってたら曲の記憶なくしました。ハッピーナッチョイ*1の方が覚えてるのシンプルに悔しい。
みずみん、あいちゃん(佐藤綺さん)、ほてちゃん(布袋さん)は二階席&ゴミ視力でも動きで分かる。武器ですよこれは。
M08 Seventeen
まさる(正鋳さん)の振りが大きくて良い。┐('~`;)┌ ←こんな形に手を広げてくるりと丁寧にターンするゆきたんが可愛い。しかし黒髪ロングが多い17期の中で個人的にゆきたんは探しづらく、見つけてもポジション異動ですぐ見失ってしまう。現場経験の少なさはこういうとこに出る。双眼鏡があれば…(まだ言う)
曲終わりに17期全員で「次は新チームです」と曲振りをしなければいけなかったのですが、ほてちゃんが間違えてハケそうになってしまったのがかわほて~となりほてほてとした気持ちになりました。しかし本人は相当反省したらしく*2。すくすく育っておくれや。
田口チームK
M10 回遊魚のキャパシティ
\キャパキャパキャパキャパキャパシティー/ができないの、拷問。秋元Kデニム衣装現地目撃回収ヨシ!
M11 街角のパーティー
大団円。全員が輪になる振り付けの前に下口さんが上手側で大きく元気にヤー!と伸びたのがまさにKの象徴でチームK至上主義人間はキモヲタスマイルが止まらない。
向井地チームA
M12 Hate
我是好。はーたん(齋藤陽さん)の冷たい目がたまらんのよ。
浅井チームB
M16 ノーカン
先ほどのHateと来てこれ。とても2012年を感じる。1830m(アルバム名)を聞いていた時の思い出が甦ってしまった。
M15 B Stars、M17 必殺テレポートとこれまたB曲で好きなのが続いたんですが、柏木、小栗の並びを見るとBよりも先に選抜の集まりかな?という印象が先に来てしまいあまりB感に浸れなかったのが反省点。しかし、れみたん(徳永さん)、れいちゃま(藤園さん)、せなたん(石綿さん)等のエケチェンを見るとないはずの母性が溢れ出るのでまあええかとなるなどした。
倉野尾なるなるチーム4
M18 Get you!
M19 水の中の伝導率
M20 初めての星
3曲とも初めて聞く曲だった。調べたら初めての星は難波の曲だったんですね。なぜ?
どの曲かは忘れましたが右手を振り上げながら右足を北東の方向に伸ばす振り付けのおかりなが美しかった。あと、あやみん(長友さん)のポジションが前の方だと勝手に嬉しくなる。
ユニットパート
ちょっと愚痴。新チームお披露目コンサートと名乗ってるもんだから少人数パートでも1曲すべて同じチームのメンバーのみで編成するぐらいの気合いを見せてほしかった。この子は前Kで今Aだっけ?と記憶がごっちゃになって集中力が途切れてしまったのでここから没入感が下がってしまったのが正直なところ。以下感想も簡素で辛辣です。
M23 プライオリティー イケメン選抜
おかりな、ここだったか。いつかの紅白衣装に別の衣装のズボンが足されてました。ボーイッシュとかイケメンを表現するのにわざわざパンツ衣装にする必要ある?メンバーたちの表現で事足りない?とかつてパンツスタイルばかり着させられていた推しを思い出し苦い気持ちになった。でもこの曲に出たメンバーのファンが嬉しいならそれでいいです。
M24 NO WAY MAN ダンス選抜
湯本さんのポニーテールが暴れている。川原さんが歌い出しのうちの1人を任されていてアツかった。
M25 わがままコレクション いもうと選抜
フレコンの赤チェック衣装を着たみずみん、先輩の中に混じっても遜色ないパフォーマンスでしたね。
M26 君について 歌うま選抜
ひななが歌上手いこと初めて知った。
M27 天国野郎
ネタ枠。VRの機器を誰かが持たないといけなくて、田口さんが途中から機器担当で客席にずっとお尻向けてたの悲しかった。田口さんが悪いわけではないんだけれども。選曲もどうにかならなかったのか。
M28 ヘビーローテーション VR選抜
あやみん1位センターめでたい。せっかくのセンターならヘビロテじゃなくてあやみんのやりたい曲をやればいいのにと思いましたが、セトリ見返したらここからシングル曲披露ゾーンだと気づいて振り上げた拳を下ろしました。
M30 RUN RUN RUN
アウトロ一発目に16人が横一列に並んで上手側から下手側へコマ送りのように走り出す振り付けが大好きなんですけど、ついに現地回収できて大はしゃぎしました。これよこれ。
M33 根も葉もRumor
ここでまさかのゲストが登場。よこゆいポジに入って踊ってましたけどいやマジで何で????AKBって選抜が1人いなくても抜けた穴はメンバーが埋められるはずなのにそのチャンスをメンバーに与えず外部ゲストに渡すって何考えてるんだろう。ニュース用?話題作り?ハァ…
ステージの上手側、チームKブロックで踊り狂う小林蘭さんを見なさいよ。ほらこんなに熱くバキバキに踊ってるじゃないの。
EN1 Sugar night
衣装で踊らんのかいその①
可愛くて好きな曲。過去テレ東の土日朝に放送されていたティーン向け番組のエンディングテーマで使われてそうなポップさとギターの音が良い。
EN3 久しぶりのリップグロス
衣装で踊らんのかいその②
直前にチームエイトの活動休止が発表されて強制的に立て直した中での披露だったのでなんとも乗りにくい微妙な空気で終わってしまった。
AKB大箱コンサートの洗礼を受けました。まだ超在宅だったころAKBのコンサートに行ったヲタクがTwitterで苦言を呈してるのを見て、コンサートなのに面白くないってどういうことだろうと首を傾げていましたがああそういうことねと。
今回は①かつて予定されていた旧チームラスト新チームお披露目コンサートが本来の形からかなり変わったこと②60thシングルの発売という大きな2つのテーマがガッチャンコしてなんとも中途半端な出来になったのかな、それとも大箱コンていつもこんな感じなのかな?いやでも新春フレコンは楽しかったのになと渋い顔で岐路に着く。
2日目と3日目のチケットは取ってなかったのでTwitterで情報追ってたらすごく楽しそうでワロタ…ワロタ…
……………
おや?
ということで次回、コンサートに不安全燃焼のため劇場公演つまみ食いの巻。
HADOホリプロCUP in HADO ARENA お台場店 20220416
2022年初の推し現場でした。
桜はもうほとんど散っていましたがこの時期の東京は過ごしやすい気温だったので開演時間までいろんな電車を乗り継いでは窓の外の景色を眺めていました。
夕方に乗るゆりかもめは特別感ありますね。
車窓トークもしたいところですが本題へ行きましょうぞ
4/16(土) 19:30 ~はHADOホリプロ CUP❣️
— HADOアイドルウォーズ (@hado_idol) 2022年4月7日
ホリプロ所属の人気タレント達がHADOでガチバトル🔥
出演者 : 岡部麟 / 荻野由佳 / 石田晴香 / 宮崎美穂 / 永島聖羅 / 日野麻衣 / 櫻井音乃
MC : イジリー岡田 / 宮澤佐江
WEB:https://t.co/2qOVxh6gh0
観覧チケット:https://t.co/mgMq06WTbn#HADO pic.twitter.com/LJz597tYhO
このイベントに推しが出ると知った時うわ面白くなさそう気乗りしねえ~~というのが正直な感想でしたが、気持ちとは裏腹にチケットと交通手段を即座に抑えていたし、今年初めて姿を拝見できる!とワクワクした気持ちもありました。
というのも、2022年に入ってから推しのSNSの更新がガクンと減るわ目立った仕事をしている様子もないわ(もしかしたら解禁前のものがあるのかもしれないので一概にそうとは言えませんが)おまけに約9年間続いた連載が終了するなど、目に見えて活動が減っていくのを肌で感じてしまいこちらとしては勝手に危機感を抱いていた矢先に発表されたのがこれ。
でも逃したら次いつ姿を見られるのかわからないしな…
ね~~~ていうか先述した連載の最終回がかなりネガティブな内容でショックを受けてしまったのもあるんですが…
というか本当に最終回の内容これ?公開しちゃうのマジで?いや、リンクとか張りませんけど。
閲覧数は増えてほしいけど正直あんま読んでほしくねえ…
ショックを受けるということはかなり推しに期待しちゃってるんだなと気づきました。
普段の人間関係もそうですが他人に期待せずにいれば心に荒波立てずいられるんですけどね。果たして何事にも期待しない人生というのは幸せなのか?(もちろん気持ちを押し付けるのはダメ)
しかし推しには夢を見てしまう自分がいますね。私は宮澤佐江を諦めないからな…
何の話をしているんだ?そろそろイベントの話しなさいよ
はい…(自問自答)
イベントの内容としては1チーム2人の4チームがAR空間でボールを投げて当たったら点数が入る感じですね。eスポーツ的な。
プレイヤーがボールの速さや大きさを決めたりシールド張って防いだりする攻防戦を繰り広げます。シールドの硬さやボールの設定などを決めるためにはポイントが必要でそのポイントというのが視聴者の投げ銭で決まるわけで。
私はこの手の「出演者がファンにお願いをして課金させるゲーム」が反吐が出るほど苦手でこんな仕組みを考えた人は何かしらの罰が当たってくれないかと願うほどなので終始胸糞が悪かった。
推しはMCだったのでポイントの対象にはならずこちらも身を切らなくて済んだからほっとしたんですが、万が一億が一兆が一プレイヤー側として召集された時のことを考えると胃痛がしてくるので頼むからそんな未来が来なければいいのになと祈るのが精一杯です。
HADOホリプロCUP🏆
— HADOアイドルウォーズ (@hado_idol) 2022年4月16日
優勝は、宮崎美穂 / 石田晴香ペアでした‼️
おめでとうございます😆🎉
応援頂いた皆さま、ありがとうございました✨
アーカイブはこちら👇https://t.co/cd15AzQNj6 pic.twitter.com/WPrjIi3mMR
出演者さんへの沢山の応援ポイント、
— 宮澤佐江 (@oyasuminaSAE_m) 2022年4月16日
そしてご視聴、本当に皆様ありがとうございました😭!
チラホラ会場にいらした私のおファンの皆も本当にありがとう…🥺🫶
イジリーさんは昔も今も本当にお優しいなあ…🥺
そして、みゃおとはるきゃん
優勝おめでとう😂👏
みゃおは卒業も本当におめでとう🫶🌸🥺 https://t.co/hrqzTfs3qr pic.twitter.com/tRLHxOaYoF
推し、外ハネショート/外ハネボブがめちゃんこ似合う。可愛い。
配信に映っていない時は主に試合中の子たちに積極的に声援を送るのがメインでした。
推しの声はよく通るので試合の盛り上がり具合にマッチしていましたね。
他にはMC席で台本をじっと見つめたり、同じくMCのイジリーさんと台本を確かめ合って進行の確認をしたり、スタッフさんから指示を受けてポイント数が書いているであろうスマホ画面をチェックしたりと真面目にMCに取り組んでました。
そういえばMC席にペットボトルが置いてあったので何回飲むかなと観察していましたが、たったの2回でした。
まあ試合観戦と台本確認に集中してたので真剣な表情を結構長い時間見られてお得だった。
そうそう!フェイスガードが合わなかったのかたまに角度を調整していましたが、その度に息でフェイスガードが白く曇って「あ、生きてる…」となぜか無性にキュンとしました。
HADO ARENA お台場店 、前方がステージで上手側にMC席がありました。
席は自由に選べたんですが、入場時前方しか見ておらずステージが見やすい場所に着席してからMC席の存在に気づいたので失敗しました。
ずーっと上手側を凝視していたので首がありえん痛みになった。
もし今後ここに行かれる方がいるならばこの配置は覚えておいた方がよさそうかも。私の屍を越えて快適な観戦ライフを送って下さい。
書、書けた~~~~!!!!
現場行ったり配信見る度にメモ程度の下書きが増えて書きたいのに書けない病が再発していましたが、今回はあんまり楽しくなかったイベントだし年明けからの不安を放出できたのでなんとか書けました!偉い!推敲ほとんどしてないけど書き上げて公開するのが大事!今年こそはてブと向き合うからな…
まあ数か月に1回ぐらいの頻度でファンレターを書いているからってのもある。
でもファンレターってここが良かったとか感謝の気持ちしか述べないし。
つまり私はもっとフランクに感想を垂れ流したいしなんなんあの演出?って愚痴も言いたい。
じゃあもう分かっていますね、ブログを書きなさい…
ヒィ…ヤレルダケヤリマス…
とりあえず膿は出し切ったのでファンレターに取りかかりたいと思います。
下書き完成したのになんか違うって白紙にしてしまったので感覚を取り戻すわよ~~!!!!!!
2022年もよろしくお願いします。
【セルフインタビュー前編】宮澤佐江さんのファンになって10年が経った
2021年6月9日で俳優・宮澤佐江さんのファンになって10年が経ったきなこもちさん。ファンになるまでの経緯や10年間の振り返り、未来についてを自身の思い出と共に語っていただきました。
はじめに
ーー10年前、2011年6月9日といえば第3回AKB48選抜総選挙が行われた日です。宮澤さんは11位で見事選抜入りを果たしましたがこの日の振る舞いでファンになられたのでしょうか。
いえ。この日を境にファンになったというよりかはファンなんだと認めざるを得なかった日、と言ったほうが正しいですね。
ーー"認めざるを得ない"。否定的なニュアンスですね。
はい。実は2010年の終わり頃から半年ほど佐江ちゃんのアンチだった時期があったので(笑)アンチ転じてファンに、終いにはヲタクにまで転がり落ちたから面白いですよね。
ーー成り行きが気になります。それではAKB48及び宮澤佐江さんのファンになった経緯を教えてください。
佐江ちゃん以前にどうしても避けて通れないのがAKB48との出会いです。遡れば2009年になります。
2009年
元々Perfumeが好きで。今もですけど。NHKで放送されてたMUSIC JAPANって音楽番組に4月からPerfumeがレギュラー出演するから3人のトーク目当てに見ていました。
この番組に『涙サプライズ』で出演したAKB48が私の中で一番古いAKB48の記憶です。人数多すぎない?って思ったのと背が高くてショートカットの目力強い子を見てああこんなかっこいい子もいるんだと思ったことは覚えています。
ただ、その子の名前が宮澤佐江とはまだ知らなくて。とりあえずAKB48というグループの存在を知ったのがこの日でした。
当時は嵐がデビュー10年のタイミングでガツンと売れてる時代で私も周りもみな嵐の番組を見ていましたね。ただ、テレビを見ているだけの奴はにわかだという風潮があって。雑誌を読んでる人が偉いみたいな雰囲気だったので御多分に洩れず私も毎月何かしらのアイドル誌とファッション雑誌を買ってました。この時にはもうAKB48が紙面でぽつぽつ特集されていたので少しずつメンバーを覚えるにはいい機会でした。
2010年
ーーまずは前田敦子推しとしてスタートしました。
はい。最初の推しはなんのひねりもないですけど王道ストレートどシンプルに前田敦子ちゃんでした。
春先にうちの地方テレビ局であっちゃん主演ドラマ『栞と紙魚子の怪奇事件簿』の再放送があったんです。なんだかとても不思議なドラマだった。同時期にMステでAKB48が『ポニーテールとシュシュ』を歌っていたんですけどドラマで地味めの学生を演じてたあっちゃんがグループでは真ん中に君臨しているギャップがすごくて、AKB48とあっちゃんにどんどんに惹かれましたね。
衝撃だったのが『Begginer』。AKB48、こんなかっこいい曲もできるんだと感心したのと曲自体が単純に好みだった。
これくらいの時期に佐江ちゃんが髪型をショートカットにしたんですよ。で、「涙サプライズでかっこいいと思ったあの子は宮澤佐江ちゃんだったのか!」とようやく一致しました。ポニシュは選抜皆ポニーテールで見分けがつかなかったしヘビロテの時佐江ちゃんはセミロングくらいの長さだったので気づかなかった。
ーー宮澤さんに対して好意的な感情を持ったと。
当時私はバスケ部に所属していたので、雑誌の情報で佐江ちゃんもバスケ部だったと知って勝手に親近感がわきました。「うちの部にもこんな先輩がいたらいいのになあ」という願望を抱きましたね。まあこの後すぐアンチに転向するんですが。
ーーポニシュ、ヘビロテ、Begginerと来て次のシングルはじゃんけん大会の結果が反映された『チャンスの順番』です。
最後列で踊るあっちゃんが珍しいですよね。『チャンスの順番』であっちゃんはサビ前♪だけど立ち止まっていてもしょうがないで必ず映るんですよ。Mステはそうだった。だから他の音楽番組でもそうだろうと意気込んでテレビ前でウッキウキで待機して。あっちゃんが映るぞ、さあ来るぞと。
なのに、そこに映っていたのは宮澤佐江ちゃんだった。
もう意味が分からなかった。佐江ちゃんはじゃんけんに負けたのになんで歌番組にいるの?私はあっちゃんが見たかったのにってめちゃくちゃショックを受けて。
うちの地域で放送された歌番組ではМステ以外全てあっちゃんのポジションに佐江ちゃんが入っていました。おまけにどれも佐江ちゃんがいちばんキラキラして見えたもんだから腹が立って仕方がなかった。
まあ当時あっちゃんはドラマ『Q10』の撮影で忙しくて歌番組収録には参加できなかったから代打で佐江ちゃんがあっちゃんのポジションに入ったって話なんですけど。選抜メンバーが仕事で出演できない時は他のメンバーが穴を埋めるアンダー制度を全く知らなかった。とにかくこの日を境に佐江ちゃんを目で追いかけ回して親の仇の如く粗を探す日々が始まりました。
ーー具体的にはどういった粗を探していましたか?
ほとんどただの当てつけですよ。「ダンスがキレキレでムカつく」とか「今のとびきりの笑顔なんなんだよ目立つんだよ」とか。とにかくテレビに映る佐江ちゃんの何もかもが気に入らなかったんですよね。
2011年
ーー正月からアンチ活動に勤しんでいましたね。
特に印象に残ってるのが『あけましてAKB』というお正月特番。チームKが勝負に勝ったから景品でカルビが出たんです。佐江ちゃんがお肉を口に入れた途端司会者に画面が切り替わった。「よし!画面からいなくなった!」って喜んだんですけど、次の瞬間佐江ちゃんの元気な「美味しいー!!」って声だけが聞こえてきて。なんだこいつ?画面に映らなくても存在感発揮できるなんて本当にウザくてしぶといやつ!って(笑)。元旦からテレビに張り付いてぐぬぬ…と眉をひそめていました。
ーーただ、粗が見つからないことも。
AKB48メンバーが総出演したドラマ『桜からの手紙』。この佐江ちゃんは悔しいけど、認めたくないけど自然な演技がすごく良かったです。「なーんだ、宮澤佐江、演技上手い方じゃん」って見直しました。でもアンチとして粗を探しきれなかったことに勝手に落ち込みました。
ーー5月には宮澤佐江さんが所属する派生ユニットDiVAのデビューもありました。
当時まだインターネットを使わして貰えなかったのと、『桜からの手紙』で佐江ちゃんの気に入らないところを見つけられなかったのが思いの他悔しくて何回も何回も録画を見返してたからDiVAの情報に全然気づけなかった。
ある日MUSIC FAIRを何の気なしに見ていたら紫のスーツに身を包んだ佐江ちゃんがいたんですよ。アレ?AKBの衣装と雰囲気が違う?って。そこから派生ユニットのことを知り始めました。
この辺りからですかね?ひょっとして自分は宮澤佐江ちゃんのファンなんじゃないかって思い始めたのは。苦手なもの、嫌いなものって一切遮断するタイプなのになぜか佐江ちゃんのことはどうしても目が離せなくて。でも相変わらず粗を探すぞ!という日もあったので自分の気持ちに上手く答えが出せなかった。
6月9日
ーーそんな中、第3回AKB48選抜総選挙を迎えました。
学校でも塾でも「1位はあっちゃんと優子どっちになると思う?」って誰もが話してたくらいとにかくこの2人の順位に注目が集まっていました。当時私は受験生だったので塾が終わって家に帰ってから『なるほどハイスクール』の録画を再生しました。AKB48がレギュラー出演していたこの番組の最後の方で総選挙の生中継があったんです。
で、早送りでバーッと再生を進めるでしょう。そしたらテロップで「11位 宮澤佐江(昨年9位)」って表示されて。私、その文字を見てあまりのショックに固まって動けなくなってしまったんです。CDも買ってないし投票すらしてないのに。自分でも自分に何が起こったのかよく分からなかった。居ても立っても居られなくてニュース番組にチャンネルを回したら選抜入りしたメンバーのスピーチが流れていたので、その流れで佐江ちゃんのスピーチも見ました。
佐江ちゃん、感極まりながらもハキハキと感謝の気持ちを述べていた。順位が2つ落ちたのにどうしてこんなに明るく振舞えるんだろうと考えているうちに「ああそうか、私は佐江ちゃんが好きだったんだな。今まで気に食わないと思っていたのは好きの裏返しだったのか。」ってようやく自覚しました。自分のこと、自分がいちばんよく分かっていなかった。
だから、私にとって第3回選抜総選挙というのは前田敦子が1位に返り咲いた総選挙でも、柏木由紀が神セブンを崩した総選挙でもなく宮澤佐江が順位を2つ落とした総選挙なんです。
ーー半年間気持ちに気づかなかった分反動がすごかったようですが。
180°考えが変わりました。「手足が長くてダンスが上手でキレがあるから歌番組で探しやすい」「とびきりの笑顔に救われる」「バラエティーで画面に映ってなくてもガヤの声だけで佐江ちゃんだって分かるからいいよね」って。気に食わないと思っていた部分が好きに塗り変わっちゃった。
強く覚えているのが、夏休みに開催されるオープンハイスクールの帰りにCDショップへ寄ってDiVAの2ndシングル『Cry』とAKBの『フライングゲット』を買った日です。自分のお小遣いで初めてCDを買いました。それで、悟りを開きました。宮澤佐江ちゃんがアイドルを卒業してもずっとずっと先の未来まで応援しようって心に決めましたね。
もう8月なのに。第1志望の学校はまだ決まってないしそもそも現場にも行ったことないのになぜか長い年月かけて佐江ちゃんを応援する気概だけは充分に満ち溢れていました。
ーーここから先の思い出は常に宮澤佐江さんと共にありますね。
秋にはDiVAのラジオ番組『ViVA DiVA!』が開始。これが受験勉強のお供になりました。3rdシングル『Lost the way』の音源が公開された回は何度も何度も聞き返して勇気を貰いました。もがきながらも前を向く曲なので受験生だった当時の自分にドンピシャで精神的に大きく助かりましたね。
ーー推し元年となった2011年を色濃く思い出したところで前編は締めたいと思います。後編は2012年から2021年までを簡潔に振り返りましょう。
はい。ありがとうございました。後編もよろしくお願いします。
おわりに
6月9日がファンになった日ですと大っぴらに言ったことはなかったし、そもそもこの日です!と決めてしまうとそれまでの過程を忘れてしまいそうで言語化を避けていたんですが、2021年に入ってすぐTwitterで#あなたのAKBどこからというハッシュタグが流行ったので考える機会ができました。自問自答をしていくうちに自分は段階的に好きになっていったんだなと知ることができてスッキリしています。よーしこの流れで10年分振り返っていきましょう。
書けないことについて考える
はじめに
遅筆である。書きたい題材はたくさんあるのに昨年の秋頃から一つの記事を完成させることができなくなってしまった。
PCでもスマホでもとりあえずキーボードがある物を持つと書きたい欲が高まって他のことに集中しにくくなる。なのにいざ編集画面を開いたら指が固まる。
一文、二文と書いてもすぐに消すの繰り返して結局何一つ進まないまま集中力が切れて画面を閉じる。書く環境から離れるとまた書きたい気持ちがぶり返す無限ループ状態に。
どうしたら遅筆が治るのか?
1. どれだけ短くても内容がなくてもただダラダラ書き連ねたものでもいいから区切りをつけてひとつの記事を完成させる
2. 更新ボタンを押す
3. 1~2を繰り返す
以上!
それしかないのでは?ここで終わり!と線引きを決めて書き上げることに慣れないといつまで経っても編集画面の中で堂々巡りにしかならない。
はい!今「堂々巡り」ってかっこいい単語使いたくてネットで検索しましたね!
…それは別に良いのでは?
でも独特な言い回しがしたくて単語を調べる→そのままネットサーフィンに夢中で書くのを放棄、の流れ何回繰り返した?
うっ…そこを突かれると本当に何も言い返せなくなる
余談だがこんな風に私はほとんど毎日心の中で自分とお喋りしている。自分A(自責)、自分B(逃避)。
なぜ私は書き上げることができないのか
もう少し考えてみる。
①高尚な文章を書きたがる
はい、まずはこれ。例えば「リンゴが美味しい」という話をしたいのにわざわざ冒頭で「アダムとイブが」とか「旧約聖書では」と、“リンゴ”にまつわる書き出しではあっても“美味しい”には程遠いとこから始まってしまい本題に辿り着く前に力尽きてしまうパターン。
②詳細にレポしすぎする
ライブ参戦ブログにありがち。セットリスト頭から最後まで一曲ずつの記憶を書き残そうとしてスタミナ切れになるパターン。
③無駄に3000字以上書こうとする
文系学部出身の呪い。軽いレポートだと1200文字、普通のレポート3000文字、評価のために提出するレポートは5000字からだったので1200字だとなんか少ないなと感じてしまう。
もう少し話膨らませようと書き進めたらまとめの締め方が分からなくなって詰んでしまうパターン。
④行き当たりばったりの構成
大体これのせい。何について書きたいかという大まかな願望だけが強い。どういう流れで組み立てるかについては全く考えていないから着地点が見えない。
ショートケーキを食べると言いながらイチゴだけかじって終わる的な。エンジンを満タンにして「八ッ橋を食べに行く」と目標を掲げるもわざわざ京都まで行くのか近場の土産コーナーで買うのか迷いながら走ってたらいつの間にかガス欠してた、みたいな。
ケーキと八ッ橋の例え必要か?
…いる…なんか急に書きたいと思ったから…
出たよ、きなこもちの道草癖がよお…
つまるところ①②③④から導き出されたなぜ書けないのかの答えは「構成を考えずに無計画な持久戦に挑んで負け続けていたから」に落ち着く訳で。
何を書きたいのかと同時にどう終わらせるかを念頭に置いとかないと体力がいくらあっても足りないなと。
自分で書いといてアレだけど難しくない?オチって。
じゃあこれからどうする?
長文リハビリ代わりに日記や雑記も書いていこう。毎日とは言わん。作った当初はヲタク活動の記録に使う!と意気込んでいたけどこの城の主は私なので方針変更も構わん。
食べたものや考えたこと、Twitterの140字では書ききれなかったこととか。
できそうか?
まあ2週間間隔でなら……ハイ言いましたね言質取りました。
さいごに
あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!書けた!!!
久々にいっぱい書けて楽しい~~~~~!!!!!!!!
はじめにからここまで書くのに6時間かかって白目剥いた。これくらいの文章量なら2時間以内に書きたいのにどうやったら書くの早くなるんだよ。
書くことは好きだけど書き終えることは苦手だってようやく気づけた。しかし、書き終えなければ書いたことにはならない…(哲学)(哲学なのか?)
ほんとのさいごに
書けないことについて考えるに至ってこちらの記事にとても勇気づけられました。ありがとうございました。
散文的に振り返りながらお祝いする宮澤佐江ちゃん30歳のお誕生日
2020年8月13日、推しの年齢の10の位がひとつ増えました。おめでとうございます。
10年に1度しかない出来事を目撃しているんだなと感慨深くなりながら20代の宮澤佐江ちゃんに思いを馳せているところです。
20代の宮澤佐江ちゃんを一言で言い表すのは自分の思い出とも相まって難しいのですが、それでもポンと1つのワードで言うなら“決断”でしょうか。決断の10年、決断の20代。
有名なのは上海・SNH48への移籍だと思います。
他人に趣味を打ち明ける時「宮澤佐江ちゃんのファンです」と言うと「なんかどっか海外に行ってたよね?」と十中八九返ってくる。知らないと言われるより反応があった方が嬉しいのでファン以外の人にも名前が知られるきっかけとなったこの決断の役割は大きいなと今になって思うのですが、一報を聞いた時の心境はただただショックで事態を飲み込むのに時間がかかりました。
当時佐江ちゃんはAKB48の選抜常連メンバーとして活躍していましたが、偉大なるセンター前田敦子の卒業に伴う世代交代の大波に飲まれかかっていました。
選抜から外れたりMVにほとんど映らなかったり。
ただ、忘れてはいけないのがAKB48は夢への通過点であること。みんないつかアイドルを卒業して次のステップに進む。
佐江ちゃんは卒業後の目標に女優を掲げていたので、ここで世代交代の波に飲まれて立ち位置が後ろになるよりも全く新しいグループの設立に関わる方が後々の芸能活動にとっていい経験になるだろうと考えを落とし込みました。
幸いにも当時の私は既に「佐江ちゃんがアイドルを卒業した後も応援を続けたい」という気持ちがあったのでなんとか受け入れることができたように思います。
しかし、SNH48は茨の道でした。
日中関係の悪化で就労ビザが降りない。上海に行くことはできてもメンバーとしてステージに立つことができませんでした。彼女の持ち味であるステージパフォーマンスを披露する機会がない。
(立てなくても現地メンバーにダンスを教えながら仲を深めていましたが)
そんな状況が半年ほど続いた2013年春、コンサートの人事異動発表にて古巣であるAKB48チームKとの兼任が言い渡されます。
ファンとしては一安心でしたが発表を聞いた佐江ちゃんの明らかに複雑そうな表情が記憶から抜け落ちないまま迎えた選抜総選挙、10位という輝かしい順位で名前を呼ばれた佐江ちゃんは壇上スピーチで「SNH48 1本でいきたいと思います」と高らかに宣言します。
カッコよすぎる。
このSNH移籍→チームK兼任→総選挙で兼任を断る流れが好きで好きでたまらないんです。
自分よりも周りの人間を優先しがちな佐江ちゃんが意地を張ってでも自らの処遇に物申した。ショックなんか受けてる場合じゃない。これからどうなるかわからないけどどこまでも佐江ちゃんを応援し続けたいという自分の中の気持ちに気づいた時、ようやく彼女の決断を心から受け入れられたように思います。
退路を断ってまで自分の意思を貫き通す姿勢に惚れ惚れしたのはファンだけではありません。
総選挙での発言をきっかけに岸谷五朗さん、寺脇康文さんが主宰する演劇ユニット、地球ゴージャスプロデュース公演Vol.13「クザリアーナの翼」への出演が決まります。この作品を経てから舞台演劇に関わる機会も増えました。
発言ひとつで本来の目標である女優の道にまで新たな経験を手繰り寄せるの、カッコよすぎる。
SNH48にもようやく動きがありました。2013年10月、「SNH48 1本でいきたいと思います」と発言してから4ヵ月、ついにSHN48のメンバーとして劇場公演に出演し、正式に上海の土地に足跡を残しました。
アンコールでヘビーローテーションのセンターに堂々と立つ23歳の佐江ちゃんの映像はニュースでも多く取り上げられました。めでたしめでたし。
なんて呑気に思って迎えた2014年、前述の舞台本番を迎えていた頃。
その裏ではAKB48グループの大組閣が行われていました。そこで発表されたSKE48との兼任。
前回の兼任はNOを突きつけた佐江ちゃん今回はどうするのか?と一瞬不安がよぎりましたが、SNH48として上海のステージに立てたことで兼任と向き合えるようになったと言う旨のブログを読んで心に余裕が生まれたなと嬉しくなりました。
険しい表情で茨の道を突き進む姿はそれそれはもうカッコいいけれど、やはり推しには笑っていて欲しいものです。
ん?コラ!そこ!SKE48も結構茨の道だったとか言わない!
後輩から気軽に「さえちゃん」「さえさん」と呼ばれ、お姉さんの顔をする頼もしい時もあればおちょくられて後輩相手に本気でムキーッとなる時も、一緒になってふざける時もありました。
日本でまたアイドルしてる姿を見れるなんて。ボーナスステージみたいな2年間でした。
SKE48時代の佐江ちゃんでようやくアイドル現場デビューを果たしたので思い入れがたくさんです。初めての握手会で感激のあまり泣き崩れるという愚行を犯すなど。
そういえば初めての劇場公演は佐江ちゃん25歳の生誕祭でした。卒業コンサートや卒業公演に入ってアイドルとして最後の姿をしっかりと見届けられたのも思い出深い。
卒業してからは女優として奮闘。バラエティもこなしていました。
特に2017年は「王家の紋章」再演、「ピーターパン」、「TOKYO TRIBE」、「朝陽の中で微笑んで」、4本もの舞台作品に出演。宮澤佐江史上最も作品に関わったのが多い年でした。
年末にはあの「おっさんずラブ」の単発版ドラマにも出演し、このまま映像と舞台で女優さんとして活躍し続けるのかなと思って迎えた2018年5月、まさかの芸能活動休止発表。
当時佐江ちゃんが出演していた舞台「ZEROTOPIA」開演前にバースデーメッセージカードを書きながら「活動休止したまま2度と帰ってこない未来も有り得るんだよな」と情緒不安定になり、誕生日をお祝いできるのはこのメッセージカードで最後かもしれないと勝手に途方に暮れたのは今となっては笑い話です。笑い話になって本当に良かった。
お休みが3年なのか5年なのか10年なのか分からないけど待ち続ける!と意気込んでましたが実際は1年でした。
いやでも1年って凄いんですよ。佐江ちゃん自身も1年で帰ってこれるなんて思ってなかったと言ってましたし。
復帰作の「ピーターパン(2019)」、ちょうど1年前の2019年8月13日名古屋公演の最後、舞台上で祝われ「私事ではありますが本日29歳になりました」と謙虚にコメントする佐江ちゃんを見てまたお誕生日おめでとうと言える日常が戻ってきたんだなと感極まったのが懐かしい。
移籍、兼任、卒業、活動休止、復帰。振り返ってみてやはり決断が多くとても濃密な20代だったと思います。
そして2020年、30歳。
推しの記念すべき30歳の誕生日を祝うブログを書こうと思ったのに冒頭から20代の10年を振り返るしいつの間にかヲタクの自分語りになってるの、ウケる。
唐突ですが私には夢があります。芸能人・宮澤佐江の終わりを見届けることです。
こんなこと書いた1週間後にはもしかしたら興味が尽きたとか言って推すのを辞めてるかもしれないのに。絶対とは言えませんし永遠も誓えません。
「夢と言ったら叶わない気がするから目標です」という佐江ちゃんの金言に沿うなら目標と言うべきですが、自分の中であまりにも壮大な想いなのでまだ夢と言わせて下さい。
つまり何が言いたいのか、30歳は始まりに過ぎないということです。
これから40歳、50歳、60歳と10の位が増えていくのをずっとお祝いし続けられたら嬉しいな。あらゆる媒体で「30代楽しむ気満々です」と発言しているので30代はどんな10年になるのか非常にわくわくしています。
まずは始めの30代、その一歩である30歳が実りある1年になりますように。
【劇場公演】AKB48込山チームK RESET公演 @AKB48劇場 20200223 11:30
ずっと入ってみたかったRESET公演、待ちに待ったチームK、3回目のAKB48劇場。
出演メンバー
市川愛美・岡田梨奈・小林蘭・込山榛香・下口ひなな・長友彩海・武藤小麟・武藤十夢・茂木忍・安田叶・山田杏華・湯本亜美・横山結衣・末永祐月・永野恵・石綿星南
セットリスト
M00.overture
M01.RESET
M02.洗濯物たち
M03.彼女になれますか?
M04.ウッホウッホホMC1
M05.制服レジスタンス(永野・湯本・横山結)
M06.奇跡は間に合わない(市川・茂木・安田)
M07.逆転王子様(込山・長友・武藤小)
M08.明日のためにキスを(岡田梨・小林・下口・石綿)
M09.心の端のソファー(末永・山田・武藤十)MC2
M10.毒蜘蛛
M11.オケラ
M12.ホワイトデーには…MC3
M13.ジグソーパズル48
EN1.星空のミステイク
EN2.夢の鐘MC4
EN3.引っ越しました
M01.RESET
イントロの3人がライトアップされてストライプ衣装が目の前にドン!と現れるとRESET公演始まるんだなと高揚感がマックスになる。
一人に集中せず全体を見渡してチームの雰囲気を楽しんでいたんですけど、ガツっと元気溌剌に踊っている子が多くてチームKの概念大好き人間としてはこれこれ、この雰囲気がたまんねえなあ~~となりました。
2番、♪築き上げた歴史なんか振り返る暇はない 夢はいつも未来にある いつ聞いても好きな歌詞です。
M02.洗濯物たち
市川愛美さんと湯本亜美さん、15期コンビの爽やかさがこの曲にマッチしてるなと思いました。
横一列になって分離式スカートを洗濯物に見立てて乾かす振り付けが爽快。
M03.彼女になれますか?
以前入った研究生公演でもセットリストに入ってましたが、やはりRESET→洗濯物たちの流れで聞くのが一番いい。
安田叶さんの柔らかいダンスと屈託のない笑顔がとびきり輝いているし、細くて折れちゃいそうなスタイルの長友彩海さんが穏やかな表情で余裕ある振る舞いしてるアンバランスなギャップが癖になる。武藤小麟さんの困り顔はとんでもなく可愛くて ♪心の準備させてください でちょっと不安そうな一瞬の表情の破壊力よ。
16期Kトリオの3人、良いよね…
M04.ウッホウッホホ
下口ひななさん最高!!!!!!!!!!!!!!!やっぱチームKだな!!!!!!!
無条件にバカ騒ぎしたくなるこのガチャガチャ感を愛している…
石綿星南たんなんかもうニッコニコでそうだよねえ楽しいもんねえと母親ヅラしてしまった。
M05.制服レジスタンス(永野・湯本・横山結)
横山結衣さんダンス上手すぎるんやが。目線の持って行き方もすごい。客席1人1人射貫くぞと言わんばかりの鋭い眼光にゾクゾクする。
湯本亜美さんのアンニュイな雰囲気は味がある。この曲の息苦しさに合ってるなあと思いました。
M06.奇跡は間に合わない(市川・茂木・安田)
まさかの茂木忍さんセンター!びっくりしました。制服レジスタンスだと予想してたので。
私は未だにこの曲の世界を咀嚼しきれていないんですよね。歌詞の情景が抽象的で心境と風景の線引きが曖昧。秋元康また適当に書いたな?と心の中で睨んでいるんですが。
そんな中茂木さんはからっとさっぱり踊っていて、なるほど茂木さんは奇跡をこう表現するのねと思いました。(奇跡は間に合わないを奇跡と略す人)
あ!でも2番終わりの間奏で帽子を上にくるっと投げるところ、無事成功してフッ…と微笑むのがかっこいいなと感じました。そういえば奇跡はかっこよさが求められる曲でもあったよね。
市川愛美さんのキレのあるダンス、かっこいい。サビ♪奇跡は間に合わないだろう 愛しさは の「だろう」で右斜め下を向きながら頭上から右腕をクルクルさせて「愛しさ」の「い」で正面向く時勢いつけながらしっかり前を見据える動作が様になってる。
安田叶さんはほんと楽しそうに踊りますね~~~~~。席が下手側だったのでラスサビで思いっきり目が合いニコ~~~っと笑いかけてくれて大笑顔になった。
M07.逆転王子様(込山・長友・武藤小)
長友彩海さんと武藤小麟さんのタイプ違う16期2人をここに配置したの天才。
そして込山榛香さん。キャプテン!インスタフォローしてるんですけどセンスありすぎる。ピンクピンクしてる投稿見てたのでこの曲のセンター衣装のふわふわピンクチェック似合うだろうなと思ってたらほんとにセンターだった。自分の世界が確立されているのは強い。
M08.明日のためにキスを(岡田梨・小林・下口・石綿)
岡田梨奈さんが明日キス!!!!???アイドル修業中公演見て一番気になってたおかりなちゃん、ここだったのか。そういえば正規メンバーに昇格しましたね。おめでとうございます。
正直おかりなちゃんにこの曲はミスマッチかな…と感じてしまうくらい表情の変化が乏しくて残念でした。かっこいい曲はばっちりハマる瞬間があるのにな~~~~。
M09.心の端のソファー(末永・山田・武藤十)
武藤十夢さんが大島優子さんのポジションやってる!これが優魂継承ってやつ!!!
そして末永佑月さん。め~ちゃめちゃ成長しとるやないの。以前研究生公演で見かけた時はあまりにもおっとりしててこの子がチームK専属のドラフト生で大丈夫なのかと心配してしまったんですがこの日は持ち前のおっとりした所作の中に熱さを感じておおっ!となりました。
M10.毒蜘蛛
圧倒的込山榛香さん。色っぽい仕草や表情が映える。武藤十夢さんや横山結衣さんがつられるように艶やかさを発揮してる。セクシーの伝染。全体的にも毒蜘蛛の完成度の高さが印象に残っています。未だにチームK=体育会系と思い込んでる老害ですが、込山Kは色っぽい曲のハマり具合が強みなんじゃないかと思いました。
M11.オケラ
茂木忍さんが強かった。歌詞に出てくる女の子が強気だから茂木さんの雰囲気に似合うんですよね。髪のなびかせ方が絵になる。
あと末永佑月さんがバキバキに踊ってる!!!研究生の成長は早い。
M12.ホワイトデーには…
みんなやっと笑顔になってくれた。いや後半戦毒蜘蛛→オケラのセクシーエリアも大好きですがイントロの音階がだんだん上がってくるの聞くとキタキタキタってなる。
市川愛美さんがアイドルアイドルしたダンスもしっかり踊れるんだと気づく。きゅるるんって効果音がついて回ってるといっても過言ではない。無理矢理ぶりっこしてるんじゃなくて市川さんが出せる可愛さ全開なのが良い。
曲中下口ひななさんと茂木忍さんが顔を合わせてケラケラ笑いあってる一場面もあって楽しそうだな~とこっちまで頬が緩む。
MC3
武藤姉妹にほっこりした。武藤十夢さんが黄色の衣装、武藤小麟さんが水色の衣装着てMCしてるんですけど何かの拍子に十夢さんが小麟さんに向かって「ドラえもんみたいじゃん」と言い放ち客席は爆笑の渦に。ムッとする小麟さんにすかさずキャプテンの込山榛香さんが「大丈夫あの人(十夢さん)ドラミちゃんだから」と火を注ぎ武藤姉妹2人とも雪崩れ込むように爆笑。崩れ方が似てて姉妹だな~~となった。いや姉妹なんだけど。
M13.ジグソーパズル48
歌詞がズルいですよね。♪君は今もここで歌ってないし ♪月日は静かに流れ僕は大人になってしまった。
推しはRESET公演のオリメンです。でも私は彼女がAKB48劇場に立つ姿を生で見ることができなかった。当時地方住み学生で遠征するには親の理解が得られないほど幼かったから。
もちろん画面を通じて情報を追っていたし、数年後兼任先の劇場公演を見に行った。卒業コンサートも行ったし卒業公演にも入った。なんなら卒業してからもずっと変わらずに応援している。
でもやっぱりAKB48劇場は特別で。ああ叶わなかったな。でも当時何をどう頑張っても秋葉原ドン・キホーテ8階に辿り着くことは不可能だった。なんてことをぐるぐる考えながら最後の最後、♪ジグソーパズル見つけた あの頃の続き で横一列になった白いふわふわの衣装と花冠を頭に乗せたメンバーたちを眺めたら急に自分の中にあった何かがスッと抜けていくような気分になって涙がボロボロ溢れた。
それが後悔なのかわだかまりなのか上手く言葉にはできないけれど、歌詞をそのままもう一回借りるとしたら♪月日は静かに流れ僕は大人になった からこそAKB48劇場に来ることができたし、「推しのいるAKB48チームKを見る」ことは叶わなくても「AKB48チームKを見る」のは叶ったんじゃない?って。100%中90%は達成したみたいな。
EN1.星空のミステイク
こっからアンコール!
Bメロ、♪そんな\デンデン!/感情は\デンデン!/ さらさらな\デンデン!/かったのさ\デンデン!/ 楽しすぎる~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!
RESET公演で好きな曲トップ3に入る。1番サビ♪そわそわして時計気にしてる で上手側から下手側に大きく下半円を描くように身体全部使って時計見る振り付け好きすぎて時計になった(時計になったとは??)
EN2.夢の鐘
待ってWAIT、岡田梨奈さん!!!!!!!!!!!!!
ラスサビもう殺気がすごい。髪を振り乱し右往左往にバキバキ踊る姿をちょうどゼロズレで浴びてしまった…これよこれこれ。おかりなちゃんの鬼気迫るパフォーマンス、これが見たかったんです!!!
♪最後まで希望を両手から離すな この曲で一番好きな歌詞。ここのおかりなちゃん刺すような強い目線で最高だった。
EN3.引っ越しました
名曲。一斉に紙テープ投げるところ、圧巻。
下口ひななさんの紙テープ受け取ったヲタクが途中で落としちゃって「ん?大丈夫?」っておちゃらけながら心配するひななちゃんが美しくて優しくてほっこりした。
音楽プレーヤーでずっとリピートして画面越しにずっと見てたRESET公演を生で浴びるのに10年もかかってしまった。
あの時のメンバーは誰一人いなかった*1けど、チームKに会いに行きたいと願ったいつかの自分の想いを潰すことなく自分で叶えられて本当に良かったし、今のチームKも楽しいって肌で感じることができて良かった。良いこと尽くしです。
この公演の3日後にイベント開催の中止や延期の要請が出てしまって。コロ助、許せん…
16人で安全に劇場に立てる日が1日でも早くやってきますように。
最後にチームKといえばお決まりのあの言葉で締めます。
\やっぱチームKだな!/
\だなー!/
【劇場公演】AKB48 チーム8 「その雫は、未来へと繋がる虹になる。」公演 奥原妃奈子生誕祭 @AKB48劇場 20191215
2度目の秋葉原。初めてのチーム8。
出演メンバー
高橋彩音(埼玉県)・吉川七瀬(千葉県)・服部有菜(岐阜県)・平野ひかる(石川県)・高橋彩香(長野県)・永野芹佳(大阪府)・太田奈緒(京都府)・山本瑠香(和歌山県)・大西桃香(奈良県)・濱咲友菜(滋賀県)・奥原妃奈子(島根県)・行天優莉奈(香川県)・立仙愛理(高知県)・川原美咲(佐賀県)・藤園麗(鹿児島県)・宮里莉羅(沖縄県)
セットリスト
前座
星空を君に(塩原香凜・2代目新潟県代表)※初お披露目
本編M00.overture
M01.蕾たち
M02.スコールの間に
M03.ビバ!ハリケーン
M04.言い訳Maybe
MC1/自己紹介M05.10クローネとパン(吉川・奥原・川原・太田・高橋彩香)
M06.愛しさを丸めて(服部・大西・濵)
M07.キャンディー(行天・永野・山本)
M08.純情ソーダ水 (髙橋彩音)
M09.ライダー (平野・立仙・川原 ・藤園・高橋彩香・宮里)
MC2M10.細雪リグレット
M11.アンチ
M12.アクシデント中
MC3M13.光と影の日々
アンコールEN1.After rain
EN2.47の素敵な街へ
EN3.好きだ 好きだ 好きだ
MC4
EN4.虹の列車
M03.ビバ!ハリケーン
ビバハリ大好き人間なのでいちばん沸いた。この曲を劇場で見るためだけに雫公演入ったと言っても過言ではない。
♪君の勢力はゆっくり拡大し北上 好きな歌詞。気になる存在のパーセンテージが頭の中どんどん侵食してくのを“北上”の一言でバシッと決まるのがカッコイイ。
ハリケーンの遠心力を思い起こすヘンテコダンスに形容しがたい高揚感を覚える。メンバーも楽しそうに踊るから見ててずーーっと幸せだった。
M12.アクシデント中
存じ上げない曲だったけど聞いて一発で好きになった。キャッチーでアップテンポ。サビ前に台詞パート設けて一瞬落ち着いてから ♪どっちもどっちよ で最高にブチ上がるの楽しい。
EN2.47の素敵な街へ
チーム8といえばお馴染みの曲。これまで動画でしか見たことなかったけど間奏のガチ恋口上完璧に言えて自分まだまだヲタクできるな…って思いました。
気になった子
川原美咲ちゃん(佐賀代表)
和を感じる日本人形のような顔立ち。手の表情がなめらかで綺麗。
『光と影の日々』サビ頭で手を真上に伸ばすと同時に顎も一緒にくいっと上げたときの横顔が美しくて思わずずっと眺めてた。
あとダンス。所作の美しさが第一にあるけど前述した手の表現や小さくまとまらずにしっかり踊るとこは決める。
立仙愛理ちゃん(高知代表)
愛嬌の鬼。明るいのに切ない曲のパフォーマンスが特に光ってた。
『言い訳Maybe』ラスサビ前 ♪Ahほんとは好きだ の感情がこぼれ落ちる表情!解釈大一致。
藤園麗ちゃん(鹿児島代表)
話し方の間が独特で思わず「れいちゃま」と叫びたくなるマスコット感。小さいのに上品さが隠せてない佇まいのギャップがいい。
ふわふわくりくり天使。『アクシデント中』の台詞 ♪これは、事故なんだ の困惑顔がふにゃふにゃで可愛くて思わずフウ~~~って歓声上げた。
チーム8の存在について
AKB本店への熱が冷めてしまった理由のひとつがチーム8でした。もともと支店含めてただでさえ人数多いのに一気に48人も入ってくるとかどうなの?と困惑してた。
あとリクアワ2016最終日のライブビューイングに行った時に8のヲタクが映画館内で暴れ散らかしていたのを横目で見ていたのでこのスタイルのヲタクとは相容れんなと。
今振り返れば自分が当時の48の流れに着いて行けず泳ぎ疲れ挫けた(ジグソーパズル48)だけだったのですが。
いざチーム8の公演を見たらびっくりしました。あの時うざったいと思っていたヲタクの雰囲気はそこまで感じず。
なによりチーム8メンバーが皆キラキラして可愛い。数年間この輝きを知らぬまま過ごしていたんだなと思うとちょっと悔しくなりました。永野芹佳ちゃん(大阪代表)なんかとんでもなく垢抜けちゃって嘘でしょ!?とひっくり返りましたもん。
8の子が今のAKB本店を支えているんだな。おみそれいたしました。
前日推しのイベントがあったので
翌日帰る前に何でもいいから今のAKB見ときたいなーと軽い気持ちで抽選投げてて本当に良かった。
WEST SIDE STORY Season2 トークショーの回 @IHIステージ アラウンド東京 20200222
2月に1回、3月に2回観劇する予定でしたがトークショーにつられて初日の熱量の高さに感化されて軽率に2月のチケットを増やしてしまったの巻。
この日は席自体は後ろの方でしたが、列がどセンターかつ数列先に空席があったので舞台全体をはっきりと見渡せました。
目次
佐江アニータ備忘録
♪America
佐江ちゃんのダンスの癖に“溜め”がありまして。手を挙げて下ろす振りだけとっても挙げきった後少し余韻を残してスっと下ろすんですよね。
“溜め”があることでより勢いよくダイナミックに感じる。これが宮澤佐江のダンスの魅力のうちのひとつだと思っています。
この日は“溜め”が顕著に見受けられました。
ハイハイハイ!って横移動する時の足さばきや腰のうねり。動きに弾力がある。
愛するベルナルドと並んで踊る自信、マンハッタンという地に居られるアニータの喜びをより力強く全面に押し出してきた。
宮澤佐江挑戦してきたな〜〜〜〜。表現がブラッシュアップされてくのを目撃できてヲタクはニッコリ。
♪A Boy Like That/I have a love
怒りがコップのふちを通り越して溢れているようにアニータの内にある激情が口からぼろぼろこぼれ落ちる。
佐江ちゃんの怒りの演技といえば声をキンと張るイメージがありましたが、この日はその真逆のかなりドスの効いた声で諭していたので驚きました。そう来たか〜〜〜!
♪l have〜、前回のめいめいマリアは剣幕がすごくてその勢いにアニータが飲み込まれたように感じましたが、今回のエママリアは自分の意志を貫き通す為にアニータに語りかけるんですよね。
今まで周りにダメだと言われたら文句を言いながらも従ってきたマリアですが、愛を誓ったトニーに関しては意地でも譲らない。それほどまで夢中になったマリアをアニータも見てきているはずから、ここまでの経緯を含めてアニータは首を縦に振ったんだなってエママリアと佐江アニータのやり取りから感じました。
最後にポツリと呟く「確かに、私もベルナルドを愛してたわ…」の言い方すごく好みだった。怒りの感情が収まったのとベルナルドがもうどこにもいない喪失感が相まって胸がぎゅっと締め付けられる。
アニータはマリアよりもお姉さんだけど、多分エママリアと佐江アニータはそこまで年齢離れてない。多分3歳差くらい。だからほんのちょっとだけ大人に見える。ベルナルドとアニータも付き合い始めの頃はトニーとマリアみたいに恋に急転直下してたのかな?と舞台上では描かれない過去の姿まで考えが巡る。
逆にめいめいマリアと佐江アニータは絶対歳5つ以上離れてる。初日の佐江アニータがかなり大人っぽく見えたのはめいめいマリアの少女漫画並みのキラキラ純真具合も関係してたのかなと思いました。演じる人が違うと見え方も違って楽しい。
トークショー
キャスト:森崎ウィンさん(トニー役)、小野賢章さん(リフ役)、宮澤佐江(アニータ役)
トークテーマ:数ヶ月一緒にいて互いの印象はどう変わったか
佐江ちゃん「10年くらい前にウィン君が出てたドラマを見てこの人といつか仕事したいと思ってた」
森崎さん「ほんと?嬉しいな。3ヶ月くらい一緒にいるけど聞いたことない笑」
佐江ちゃん「だから今言ってるじゃん!!」
う大さん「喧嘩しないで笑」
佐江ちゃん「ウィン君は同い年だから強く言っちゃう笑」
森崎さん「いつも楽屋でいじられてる笑集中したい時にウェーイって」
佐江ちゃん「それはやってない」(突然の真顔)
90年生まれの希少さを理解しているからか同い年に対してテンション上がって当たりが強くなる宮澤可愛い。
う大さん「佐江ちゃんめっちゃ元気だよね」
佐江ちゃん「元々明るい人なの。元々。でも家ではわりとスン…としてる。無。無の中で過ごしてる。でも明るいのは嘘じゃないです。人が好きだから。」
ここめっちゃ好き…となった。宮澤佐江のイメージである元気で明るい姿と表舞台に出さない一面もあるって自覚的なのが良き…
トークテーマ:ここまでの公演を振り返って
#WSS2 2/22 トークショー
— きなこもち (@kinako_sae) 2020年2月22日
1日2公演でマチネの後どうする的な話題
佐江ちゃん「時計見て今あのシーンかなって考えてるし時間あれば自分が出てない回も観てる」
う大さん「すごいよほんと、見直した」
佐江ちゃん「フフ笑 で、気になったことがあればWキャストのMay J.さんにLINEしてる」
トークテーマ:好きなシーン
#WSS2 2/22トークショー
— きなこもち (@kinako_sae) 2020年2月22日
お題:お気に入りのシーン
佐江ちゃん「ルーフトップ(Americaの前)のシーン。唯一シャークスで集まるシーン。他にもいっぱい思い出があると思うけどマリアとのa boy〜を歌う時ルーフトップでの事やベルナルドを思い出すと涙がブワーッて泣けてくる」
日替わりキャスト
マリア役:宮澤エマさん
清楚なマリア。芯がしっかりしているが故に恋にどんどんのめり込んで狂う印象。
♪I feel so pretty の発音が良すぎて喉から本家。
擬似結婚式のシーンで今この瞬間100%トニーを愛し抜くって振る舞いや声音からバンバン伝わってくるの好き。
ベルナルド役:渡辺大輔さん
お兄ちゃん:団のリーダー=8:2
いやもうめっっっっっちゃいいお兄ちゃん!真っ白なパーティー用ドレスに身を包んだマリアを一目見た時の仰け反り方がおちゃめ。
なのにシャーク団の先頭に立ってのしのしマウントへやってくる姿がとても厳か。お兄ちゃんやってる時とのギャップがすごすぎて風邪引きそうになった。
リフ役:小野賢章さん
幕が開いた途端タバコ吸ってたのリフだったんだ。初日は気づかなかった。
リフからトニーへの感情って純粋な友情なんだろうね。賢章先生のリフはカッコ良さと健気の配合が良い。
決闘への参加を了承したトニーに向かって「とことん兄弟!一生兄弟!」って言うところなんか嬉しさが増し増しになってて余計に憎めないんだよな。
さいごに
本編が終わって幕が閉じた後、「Los Angeles 1992」や「Florida 2018」と、都市名+年のセット文字が目前にある横長のスクリーンに数え切れないほどバーッと映し出されます。
私はこれをウエストサイドストーリーが上演された場所と年代の事だと思って歴史ある作品だな…と勝手に感慨深くなっていたんですが、初日観た後にTwitterで「あれは少年が銃殺事件で殺された年月日と都市名である」というツイートを見かけてかなりショックを受けました。
今回はこのことを頭の片隅に置きながら観劇したので余計に救いのなさが際立って心にズシっと来るものがありました。
いがみ合いに加担してる人皆未熟で。そんな未熟な人に武器を持たせたらそりゃこんな悲惨な結末になるのも仕方ないのか?じゃあどうしたら誰も亡くならずに済んだ?って考えようにもどうにもならない。
全てを失ったマリアの「私たちみんながトニーを殺したの!」って台詞がずーーっと頭を巡っています。
みんな、みんなって誰だろう。シュランク警部やクラプキ巡査、ドク、私たち観客も含めて。
ウエストサイドストーリー初演から半世紀以上経った今でも人間て変わってないな、どうしようもないな…“どうしようもない”でいいのか?とっ散らかるばかり。
残りの観劇でもうちょっと考えをまとめたいと思っていたのですが、この日から4日後に発表された新型コロナウイルス対策として政府から発表された大規模イベントの中止・延期の要請でウエストサイドストーリーSeason2は残り期間全て中止。
結果的にこの日観たのが私にとって千秋楽となってしまいました。
なんだかすごく考えさせられる作品だった。
いや、「だった」じゃいけないんだろうな。これからも人間の未熟さや愚かさについて考え続けなくちゃいけないなという気持ちです。
推し名前うちわ作ってみた
ホリプロ所属タレントが一夜限りのコラボで歌やダンスを繰り広げる「ホリNS火曜際」に宮澤佐江ちゃんが出演するということで張り切ってうちわを作りました。
文字データ作成
「うちわ 文字 作り方」で検索したらうちわ文字制作アプリなるものを発見。文明の利器。
Playストア
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.shinpia.macuser.fanserz
完成したデータ
SKE48時代の佐江ちゃんの推しサイリウムカラーが水色と黄色なのでその2色をメインに。
「佐」1文字だけにしようか迷ったけど日本苗字ランキング第1位の佐藤さんにも使用されてる漢字なので下の名前2文字でいきます。
それにしても「さえ」に「佐江」って漢字をあてたご両親大天才じゃない?この流れるような爽やかな字体はまさしく宮澤佐江ちゃんそのものじゃん…
ヤバ…推しの名前が今日も素晴らしい…
コンビニで印刷したもの。サイズはA3。
うちわ文字作成アプリ内でも「A3で印刷してください」という注意書きが出てきます。
実際にカットする白黒印刷と血迷った時に見本として確認するカラー印刷の2枚刷りました。
いるもの
・コンサート用うちわ
・カッター
・カッターマット
・画用紙
・デコステッカー(裏がシールになっているもの)
画像に写ってないもので使用した道具
・はさみ
・のり
・セロハンテープ
・両面テープ
ほとんど100均で揃えました
いざ作成
手順を決めるために層で分けて考える
第1層…1番面積が大きい黄色の縁どり部分
第2層…黒の縁どり部分
第3層…白の縁どり部分
第4層…文字にあたる水色部分
1層から4層の順番でカットしていきます。
第1層→黄色
とりあえず漢字と平仮名部分は分ける。まずは漢字から
セロハンテープで周りをガチガチに留めてカッターで入刀
くり抜いたもの。なんかまだよく完成が見えてこない。
手が痛い。
第2層→黒
こっから中のくり抜き作業(例:江の氵とエの間の空間)が出てくるためそっから先に手をつける
くり抜いたもの。なんかぼんやり完成が想像できる。
手がめちゃくちゃ痛い
第3層→白
ヨシ!!順調!!!!手の痛みもヒートアップ!!!
第4層→水色
漢字に沿って切り離していくと文字がバラバラになってバランスが分からなくなってくる
第3層でくり抜いた型に当てはめてバランス調整。
ここだ!というところでセロハン固定。
くり抜いたもの。手の痛みバロメーター壊れる。
大人しく貼る作業へ。
のり+両面テープで裏をちまちま貼ってできたもの。何とか形になってきた。手の痛みも落ち着いた。
平仮名部分
結構小さいのではさみでやったりやらなかったり。
直線部分はカッター使用。
はさみ⇔カッターの両刀使い、あまり手が痛くならない。
さすがに両面テープ貼れる太さではないのでのりオンリーで調整。
あとはうちわにセットするだけ。
完成!!!!!!!
初制作でこの出来は上々じゃないですか?
本当は裏にも「ピースして」やら「ウインクして」みたいなのも作ろうと思いましたが手が痛すぎてギブアップ。
次に作る機会があったらメタルカッターじゃなくて持ち手がしっかりしたカッターでリベンジしたい。
あとは開催されるのを信じるだけ。3月21日現在では実施予定となっているのでこれ以上新型コロナウイルスに行く手を阻まれないよう強く強く祈ります。
【追記】
更新した矢先に開催延期が決まってしまったんですが???
でも中止じゃなくて延期なのが唯一の救い。早く収束してエンタメが当たり前に溢れる世の中になってくれ頼む。
WEST SIDE STORY Season2 初日ソワレ @IHIステージアラウンド東京 20200201
豊洲マンハッタン、ぐるぐるしてきました。
正直チケット15000円はどうよ?と思っていましたが1度観劇して納得しました。セットの作り込みが半端ない。
♪Tonight(Qintet)やトニーが今までの場面をぐるっと歩き回る時の視界の足りなさ。横はもちろんだけど縦にも長いステージにあれだけしっかり作り込んだものが鎮座してるとあっという間に世界観に没入できる。
さて、お目当てのアニータこと宮澤佐江ちゃんですが…ありえん良さみが深すぎて最高でした。
少しだけ大人の階段を上ったセクシーな振る舞いと大切な人の死を経ていろんな感情が混じり合う葛藤。
繊細な感情をここまで丁寧に演じる姿にまた1歩女優としてステップ踏んだなと感慨深かった。
以下初日佐江アニータに対しての備忘録です。
1幕
登場シーンのブライダルショップではドレスの胸元を広げて欲しいと頼んでくるマリアをお茶目にかわしてました。「ダーーーーメ」の伸びが気さくな姉ちゃん感溢れて頼もしい。
そこにベルナルドが来ると途端に甘くなるのがずるい。この日のベルナルドは廣瀬友祐さん。廣瀬ベルナルドに対してはメロメロが隠しきれてなくて見てて良い意味でむずむずする。割とサラッとキスするのに唇が離れた一瞬の余韻でベルナルドを見つめる瞳がとても恋しそうで。ご馳走様でした。
体育館のシーン(♪Dance at the Gym)ではペアダンスで自信たっぷりのアニータが拝めて鼓動が昂ぶる。ベルナルドと一緒にいるとほんと良い表情するよね。♪Mamboの弾けっぷりったら。
男性が外側、女性が内側を回ってダンスの相手を決める時もベルナルドが通り過ぎるまでの一瞬の隙を突いて熱い視線を送ってるんですよね。心に余裕がある。マリアとの対比でアニータは地に足が付いた状態で恋してるのがこういった仕草から読み取れるの楽しい。
そして一幕1番の見せ所♪America。故郷のプエルトリコを懐かしむロザリアに対して今いるアメリカこそが、マンハッタンこそが最高だと全身で表現するアニータが眩しくて仕方ない。
この作品のためにバレエに挑戦していた佐江ちゃん。ダンスをじっと眺めていると頭からつま先までの縦のラインは激しく情熱的に踊るのに対し両肩から指先までの横のラインはかなりなめらかでああ~~得ているなってなりました。心の中でいいね!ボタン9751386768889回押した。
インタビューでは♪Americaで息が切れて大変だという情報を耳に挟んでたけど全然そんな風には見受けられなくて流石プロ。踊り終わった後の清々しい表情が全て。
初日は♪Americaの熱気がとてつもなく凄くて一幕でいちばん拍手が大きかったです。座席が回って次のシーンに移るまで拍手が鳴り止まなくて目頭が熱くなった。
1幕最後の出番となる♪Tonight(Qintet)。下手上方の洗面台で今晩のお楽しみのためにうきうきで身支度をするのが切ない。ルージュを引く手やビスチェの胸元を調整する仕草からベルナルドが喧嘩に絶対勝つと信じてるんだろうなって考えるとウッってなる。
2幕
♪A Boy Like That/I Have a Love、怒りを絞り出すような歌声。アニータにとってベルナルド・マリア兄妹それぞれに大切な思い出があるからマリアまで敵の方になびくのは我慢ならないんだろうな。「やめてマリアやめて」の歌い方に哀願の色がにじむ。
愛の力量で押し通すめいめいマリアの♪I Have a Loveで押しに押されて納得するのは大人だなと思いました。納得というよりかは押しくるめられたようにも見えたけど。それくらいめいめいマリアのトニーへの想いが強すぎる。力 is Power。あんな力強く「分かるでしょ」と諭されたら否が応でも認めざるを得ない。
その後の「確かに、私もベルナルドを愛していた」って俯きながらぽつりと言葉を落とすアニータが一回りも二回りも小さく見えた。もういいよここで終わろう…
まだもうちょっとだけ続くんじゃ…最後、Jets集うドクの店に単身で乗り込むアニータ。
り、陵辱だ~~~~~~~!!!あんまりだよこんなの~~~!!!!!
映画版ではミュージカル演出だったからまだ「おっエライ目にあっとるやんけ!ぐへへ」ぐらいの気持ちで見れたのに舞台はガチ。
まず衣服にちょっかい出してからカウンターの上に押し倒して身動きとれないようにするの、複数人の男性が1人の女性を陥れるときのマジの手法で身震いした。
佐江ちゃんの甲高い叫び声が悲痛で悲痛で。「や゛め゛て゛よ゛」って音の全部に濁点付くのがリアル。
こんなことされたらマリアの味方でいられるはずもなく。恨み辛み吐き捨てて去ってく背中が恐怖と怒りに満ちてやるせない。
佐江アニータ、ざっと初日を通して全部に力入ってたなという印象。ここから表現に緩急付いてくるのかなと思うと次の観劇がまた楽しみになってきた。
日替わりキャストさん
トニー:森崎ウィンさん
高架下のシーンで煽られまくってもまだ平常心を保ってたのにリフが刺された途端目の色変わるの怖すぎて泣いた(泣いてない)。
♪Something's Comingの浮かれっぷりが好きです。ベビーフェイスさんなのでマリアといちゃいちゃしてるときはすっごい幸せそうで微笑ましい。早く2人で田舎へ逃げてくれと願わずにはいられない。
マリア:田村芽実さん
めいめ~~~~い!!THE・少女漫画のマリア。愛に突っ走ってそのまま海に落ちてしまいそうな危うさとのバランスが絶妙。
ブライダルショップで結婚式挙げるシーン、嬉しさがだだ漏れで痛々しくて良い意味で見てられなかったんですよね。これから2人の身に起こることを想像すると高低差でグッピーが死ぬ。それくらいめいめいマリアの周りが見えてないウブな女の子の表現がすごかった。
リフ:小野賢章さん
賢章先生!まさかこんなところで実物をお目にかかれるとは思ってなかったです。
リフのテンションで1幕全体の空気が決まるといっても過言ではないあの流れで一言一言確実に決めていくのかっこよすぎでしょ。あと声が聞きやすい。さすが本職の方。
トニーがダンスパーティー承諾したときの「とことん兄妹、一生兄弟!」がやっと餌を与えられた子犬みたいで軽率に好きになった。
ベルナルド:廣瀬友祐さん
イッッッッッッッケメン。すみません脚何メートルありますか?
Sharksの長。所作から気品とイケメンが溢れ出てる。そりゃみんなうちの自慢のリーダーだぜって紹介したくなるよな。
ルーフトップでアニータと惚気けながら喧嘩するの一生続けて欲しかった。今からでもキャデラックに乗って2人で逃避行せん?でもアニータが喧嘩に送り出してくれたから運命変えられないよね…
決闘シーンでナイフ取り出した時の瞳孔ガン開きで悪い顔してたの最高でした。