水色とハルジオン

それは過去の愛の破片

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6th LIVE 「MERRY-GO-ROUNDOME!!!」 @メットライフドーム 20181110

SMAPの中居くんが個性的なあの声で「♪おーねがい シーンデレラ~~」と歌うCMを見て衝撃を受けた2016年の初夏。

 

数ヶ月前に3次元の推しがめでたくアイドルを卒業。それと同時にしばらくAKB関連からは離れようと決めた矢先。しかし身体はまだまだアイドルを欲していました。

そんな衝動と好奇心に身を任せ、気づいたらアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(以下 デレステ)をインストール。

 

お願い!シンデレラ』は冒頭のCMもあったので可愛いキャラクター達が歌っているのになかなか違和感があったけど、『Star!!』の1番サビ前

慣れないこのピンヒール

10cmの背伸びを

誰か魔法で 変えて下さい

ガラスの靴に*1

という歌詞に強い求心力を感じ、すっかりシンデレラガールズが紡ぐ楽曲のファンに。

 

そこからはデレステで楽曲とキャラクターを知り、もっと深くキャラを知るためにmobageで配信されているアイドルマスターシンデレラガールズ(以下モバマス)をポチポチ進める生活。

200人近くいるアイドル全員に声が付いているわけではないけど、キャラクターを担当している声優さん達が1年の間に数回ライブを行っていることを知ってからはライブを映画館で生中継するライブビューイングに何度か足を運んでいました。

 

そんな中5thライブ最終日に発表されたドーム公演。そろそろ現地に行ってみたいなと思いながらもダメ元で申し込んだらなんとぉ!ビギナーズラックで当選。目ぇひん剥きました。

 

 


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当日。西武新宿駅では出演するアイドルのサイネージがお出迎え。

 

夏は蒸し釜、冬は冷凍庫。あそこをドームとは認めない。とにかく気をつけろ・・・なんて悪評ばかり聞こえてきたメットライフドーム。この日は11月の中旬でしたが偶然にも気温は9月並にぽっかぽか。サンキューユッキ。

しっかりと着込んできたプロデューサー達が熱い熱いと何枚かテイクオフする始末。

 

そんでもう開演前から会場のボルテージが高い!

客入れBGMとして流れた『Yes! Party Time!!』の間奏できっちりウェーブが決まって拍手喝采。コールもノリノリ。

まだ始まってすらないのにこの熱さ。盛り上げるぞ!という意気込みがびしばし伝わってきて開演前なのにもう楽しい。

 

16時開演。お決まりの「私たち!シンデレラガールズです!」ではなくステージ上に現れたのは西部埼玉ライオンズマスコットのレオくん。まさか?

 

アナウンス:城ヶ崎美嘉「始球式を始めるよ-!」

 

シンデレラ初の単独ドーム公演。ドームといえば野球。というわけで野球といえば始球式。

受けて立つはもちろんキャッツ野球をこよなく愛するアイドルユッキこと姫川友紀。ユッキ役のまこさん、逞しかった!

 

M1. イリュージョニスタ!(全員)

開幕ジョニスタは反則。連番した未央兼加蓮Pの友人が嬉しそうでなにより。

声優さんはキャラクターそれぞれに由来する個別衣装なので瞬時に見分けが付きやすいのがほんとありがたい。

 

M2. 気持ちいいよね!一等賞!(伊達朱里紗村中知杜野まこ

初ドームの初日ソロトップバッターはやっぱりユッキから!

「♪上げて!上げて!行きますよ!」からのだんだん早くなるメロディが心地よい。まこさんの動きがあまりにも全力なのに歌声が全くぶれない。これで生歌とか肺活量どうなってるんだろう。

 

 M4. TOKIMEKIエスカレート(金子真由美・山下七海佳村はるか

5thライブでソロ2曲持ちのアイドルは新しい方を重点的に披露していたので美嘉姉も『NUDIE★』だろうなと身構えていたらまさかのTOKIMEKI!

アウトロの「T!」「O!」「K!」「TOKIMEKI!」コールができて嬉しかったなあ。

 

M5. ニャンと☆スペクタクル(桜咲千依・高森奈津美

なつねえさんの余裕が感じられる早口パートお見事。小梅ちゃんのウィスパーボイスは耳が溶けますね。

2人とも小柄でマイクを胸の前に持って首を若干縦に振りながらの早口パートだったのでそのフォルムが何ともいえないかわいらしさ。

 

M6. One Life(千菅春香

バックダンサーもつけず1人でドームのステージを駆け回るちっすーさんがとっても爽やか。CD音源ではサビ後半の「♪Only one life Just one life」のラーって伸びが少しざらついていて苦しそうだなと聞いて感じていたのですが、この日はスパーン!と気持ちいいくらい音が出てた。

 

M7. STORY(大橋彩香福原綾香原紗友里

SbSじゃないんだ!?と驚きましたがこの日のコンセプトは「春」だったので納得。

イントロのギター(『Star!!』のメロディー)が涙腺を刺激してやばかった。

 

M8. Starry-Go-Round(全員)

ロッコ馬車タイム。遊園地のどこか浮かれた空気を脳天気なラッパと「♪Twinkle Twinkle イエーイ」って頭空っぽになれるかけ声で表している1曲。

コールも半ばに手を振るアイドルを食い入るように見つめるプロデューサー達の状況と曲があまりもリンクしてた。

ちなみに私は下手側馬車に乗ってやってきたルゥさんと間違いなく目が合いました。本当です。

 

M9. Radio Happy(山下七海

カチッ ピュイッ ハロー! \ウオオオオオオオオオオ!!!!/

こんなに楽しい曲なのにどうして「♪大好きな君に届けたいよ」部分に差し掛かると切なさで胸がいっぱいになってしまうんでしょうね?

山下七海さん、リアルアイドルに負けないくらいの細さにあの愛嬌と笑顔は神の授かり物としか思えない。

 

M13. Jet the Future(青木瑠璃子安野希世乃

「♪理屈じゃないよ好きのパワーは」って歌詞が大好きで聞くたびに頷いてしまう。

白と青のライトに照らされて花道センターで背中合わせに歌う2人。白の割合がめちゃくちゃ多くてとっても眩しかった。少なめの青は細いラインとなって降り注いでいて。

ライブハウスに行ったことはないので想像になりますがバンドのライブってこんな感じの照明なのかな。それを再現しているのかなと。

 

M17. PROUST EFFECT(藍原ことみ

藍原ことみさんの歌が上手すぎてサイリウム振るのも忘れてただただ聴き入ってた。

アウトロ終わるまもなく客席から「とんでもないな」「ヤッバ歌ウッッマ」と感嘆の声が続々。

 

M21. Private Signルゥ ティン

蛍のように舞う塩見周子がそこにいました。

ルゥさんはタッパもあって手足が長いから踊っている姿がとってもステージ映えするんですよね。今まで丁寧に振り付けをこなしているイメージだったのにこの曲ではなめらかに余韻が残るような表現をされていたので非常に驚きました。

さらさらと夜が流れていくようなサウンドと濃青ライティングが周子のSRカード[クーリッシュピクシー]特訓後を彷彿とさせるなあ。

 

M24. Dreaming of you(東山奈央

ムーディーな雰囲気の曲で川島さんの大人の女!な部分を摂取しているだけでも充分高まっているというのに間奏で「Pくん、私とデートしない?」なんて言われてしまったらもうダメだ。くらくらしてしまう。

連番した友人が「瑞樹とデートしちゃった・・・」と幸せそうにこぼしていたのがハイライト。

 

M25. Dear My Dreamer(杜野まこ

ユッキ、本日3度目のソロ登板。

ここで本日のMEMVP(モースト・エモエモ・エムブイピー)はユッキ役のまこさんに確定。こんな熱い展開目頭が熱くならないわけがない!

 

M26. 炎の華(原優子)

 ステージの端から端までキメッキメにロックオンしながらパワフルに拓海を解放させるはらぼうさん見るたびに好きになっちゃう。

赤を背負う姿がここまで様になるのも素敵。

 

M27. アンデット・ダンスロック(桜咲千依・千菅春香

ドームの天井部分にカボチャやおばけの形の照明が飛び散るように行き交ってまるでハロウィンみたいだった。

この曲、サビに行くまではずっとウゾウゾモゾモゾしてるのにサビ一発目の「♪Scarlet night 目覚める今夜」で一気に音が弾けるあの感覚が小気味良い。

涼さんの優しい低音と小梅ちゃんのウィスパーボイスが混ざることによって生じる有象無象感がま~~~~~~~気持ちいい!

 

M28. 美に入り彩を穿つ(立花理香ルゥ ティン

最後の最後、「恋絵巻ぃ~~~↑↑」って音がうわずるとこあるじゃないですか。この曲テンポも速いしパート分けも細やかでスタミナがんがん切れてくのにこんな難所をトリに持ってくるのずるくない?と思いながら祈るように聞いていたわけですがそこはさすが私の担当。華麗にやってくれました。

 

M29. 純情Midnight伝説(金子真由美・千菅春香・原優子・村中知安野希世乃

ボルテージ上がったところでこれ持ってくるの本当にずるい。

戦いも佳境に入ったと思ったら明らか強い姉ちゃん達が起爆剤持って殴り込んでくるんだもんそりゃ会場もどっかんどっかんするわけですわ。炎陣は良い燃料。

 

M30. Tulip(藍原ことみ飯田友子・騠野麻美・佳村はるかルゥ ティン

圧倒的強

 

いやさっき起爆剤持った姉ちゃん来たと思ったら今度はダイナマイト装備した顔面偏差値天元突破レベルの人たちが突っ込んでくるなんていかんでしょ。

2番に入るとメインステージからセンターステージへ移動してたけどもう移動じゃなくてなんとかコレクションのモデルウォークばりに歩いてくるもんだからただただひたすら強い。

担当的にはルゥさんさっき美に入り~からほんのわずかでの登板だったからすこーし息の上がるところもありましたが、この盛り上げパートでの大事な部分をよくやり遂げたなとひたすら感心。

 

M31. Happy New Yeah!(大坪由佳大橋彩香東山奈央花守ゆみり原紗友里福原綾香・藤本彩花・村中知杜野まこ

多幸感。

馬車に乗ってたくさんのおめでとうを客席に振りまくアイドルたちが天界のお告げを持ってやって来た聖なる天使にしか見えない。正月とクリスマスと誕生日が一気にやって来た感じ。曲終わり周りが口々に「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!!」と叫んでておめでたいムード一色。

 

M32. Stage Bye Stage(全員)

本編最後。この曲はまずニュージェネ3人でのお披露目が見たかったなあ

 

M33. GOIN'!!!(全員)

こっからアンコール。コール&レスポンスが楽しすぎてテンション一気に爆発してしまう

 

M34. お願い!シンデレラ(全員)

ラスト。思い思いの方角へ走ったり手を振ったりする声優さん達。センターステージが感情の交差点だった。

 

 

 

 

 

現地の空気ってこんなに熱いんですね。今までライビュで参戦していたけどこの熱さを知ってしまったら戻るに戻れなくなりそうで怖い。それくらいた~~~~~~のしかったです。7thはいつになるんでしょうねえ。