水色とハルジオン

それは過去の愛の破片

書けないことについて考える

 

はじめに

遅筆である。書きたい題材はたくさんあるのに昨年の秋頃から一つの記事を完成させることができなくなってしまった。

PCでもスマホでもとりあえずキーボードがある物を持つと書きたい欲が高まって他のことに集中しにくくなる。なのにいざ編集画面を開いたら指が固まる。

一文、二文と書いてもすぐに消すの繰り返して結局何一つ進まないまま集中力が切れて画面を閉じる。書く環境から離れるとまた書きたい気持ちがぶり返す無限ループ状態に。

 

どうしたら遅筆が治るのか?


1. どれだけ短くても内容がなくてもただダラダラ書き連ねたものでもいいから区切りをつけてひとつの記事を完成させる
2. 更新ボタンを押す
3. 1~2を繰り返す

以上!
それしかないのでは?ここで終わり!と線引きを決めて書き上げることに慣れないといつまで経っても編集画面の中で堂々巡りにしかならない。
はい!今「堂々巡り」ってかっこいい単語使いたくてネットで検索しましたね!
…それは別に良いのでは?
でも独特な言い回しがしたくて単語を調べる→そのままネットサーフィンに夢中で書くのを放棄、の流れ何回繰り返した?
うっ…そこを突かれると本当に何も言い返せなくなる
余談だがこんな風に私はほとんど毎日心の中で自分とお喋りしている。自分A(自責)、自分B(逃避)。

 

なぜ私は書き上げることができないのか


もう少し考えてみる。
①高尚な文章を書きたがる
はい、まずはこれ。例えば「リンゴが美味しい」という話をしたいのにわざわざ冒頭で「アダムとイブが」とか「旧約聖書では」と、“リンゴ”にまつわる書き出しではあっても“美味しい”には程遠いとこから始まってしまい本題に辿り着く前に力尽きてしまうパターン。
②詳細にレポしすぎする
ライブ参戦ブログにありがち。セットリスト頭から最後まで一曲ずつの記憶を書き残そうとしてスタミナ切れになるパターン。
③無駄に3000字以上書こうとする
文系学部出身の呪い。軽いレポートだと1200文字、普通のレポート3000文字、評価のために提出するレポートは5000字からだったので1200字だとなんか少ないなと感じてしまう。

もう少し話膨らませようと書き進めたらまとめの締め方が分からなくなって詰んでしまうパターン。
④行き当たりばったりの構成
大体これのせい。何について書きたいかという大まかな願望だけが強い。どういう流れで組み立てるかについては全く考えていないから着地点が見えない。

ショートケーキを食べると言いながらイチゴだけかじって終わる的な。エンジンを満タンにして「八ッ橋を食べに行く」と目標を掲げるもわざわざ京都まで行くのか近場の土産コーナーで買うのか迷いながら走ってたらいつの間にかガス欠してた、みたいな。
ケーキと八ッ橋の例え必要か?
…いる…なんか急に書きたいと思ったから…
出たよ、きなこもちの道草癖がよお…

つまるところ①②③④から導き出されたなぜ書けないのかの答えは「構成を考えずに無計画な持久戦に挑んで負け続けていたから」に落ち着く訳で。
何を書きたいのかと同時にどう終わらせるかを念頭に置いとかないと体力がいくらあっても足りないなと。
自分で書いといてアレだけど難しくない?オチって。


じゃあこれからどうする?


長文リハビリ代わりに日記や雑記も書いていこう。毎日とは言わん。作った当初はヲタク活動の記録に使う!と意気込んでいたけどこの城の主は私なので方針変更も構わん。
食べたものや考えたこと、Twitterの140字では書ききれなかったこととか。

できそうか?

まあ2週間間隔でなら……ハイ言いましたね言質取りました。

 

さいごに


あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!書けた!!!
久々にいっぱい書けて楽しい~~~~~!!!!!!!!
はじめにからここまで書くのに6時間かかって白目剥いた。これくらいの文章量なら2時間以内に書きたいのにどうやったら書くの早くなるんだよ。
書くことは好きだけど書き終えることは苦手だってようやく気づけた。しかし、書き終えなければ書いたことにはならない…(哲学)(哲学なのか?)

 

ほんとのさいごに

書けないことについて考えるに至ってこちらの記事にとても勇気づけられました。ありがとうございました。

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