水色とハルジオン

それは過去の愛の破片

大人になるためのピリオド

3月31日。身分的に学生と呼ばれる日は今日が最後だけどまったく実感というものがない。

 

“社会人になりたくないと思うのは、未来に対して不安の気持ちが強いから今が美しく見えてしまうだけ。

いざ先に進んで新しい環境に慣れてきたら過去のことはあまり振り返らなくなる。

また会いに来ると言って二度と行かなかった中学や高校のように。

あの時に戻りたいと願う日が来ないように次の場所でも幸せなことを見つけていきなさい。”

 

という旨の文章をどこかのインターネットで見かけてとっても印象に残っている。

自分もそうなれたら良いんだけど。

 

前は大人になったら今よりももっとしっかり行動できて、立てた計画を実行できる素敵な人間になってるかもしれないなーと毎年夏休みの宿題を8月の最終週になってやっと取り組んでいた高校時代にぼんやり考えていたけどそんなことはなくて。

やらない人ってどこかで意識改革しないと絶対にやらないんだなあ。

 

追い詰められないとやる気が出ないし行動もしないという社会不適合者の塊な自分が明日から本当の意味で大人にならないといけないのが憂鬱で仕方がない。

 

そんな出不精な自分が宮澤佐江ちゃんの応援を原動力に学生時代のほとんどを過ごしていたのが驚くばかり。

 

部活動の人間関係で悩んでいた時、高校受験、苦手な体育の長距離走、大学受験、就職活動。

 

人間なら必ず経験する乗り越えなくちゃいけない人生の試練につまずいた時、決まって浮かぶのは宮澤佐江ちゃんの笑顔でした。

 

佐江ちゃんならきっと「でも選んだのはあなたでしょ、佐江は全然すごくないよ」って言いそうだけど、決断するのに前を向くためのエネルギーとなったのは紛れもなく佐江ちゃんの存在があったから。

 

電車の乗り方やパソコンの操作方法を覚えようとしたのも佐江ちゃんのことを色々知りたくて会いに行こうと思ったから。

 

ほんとに宮澤佐江ちゃんにありがとうと言いたい。

あなたのおかげで今の自分が形成されました。

 

 

そんな宮澤佐江ちゃんは昨年2018年の8月から芸能活動をお休みしていましたが、今年の夏にミュージカルで復帰します。

 

社会人になってからもまた応援できることの幸せ。

 

これから覚えないといけない業務やルールがいっぱいで絶対に忙しくて大変だけど、そんな幸せを噛み締めながら日々を過ごしていきたいな