水色とハルジオン

それは過去の愛の破片

【劇場公演】SKE48チームS「制服の芽」宮澤佐江生誕祭@SKE48劇場 20150902

夢だけど、夢じゃなかった!
あれから10日以上経つというのにいまだに興奮が冷めない。とりあえず一言言うならば

ステージ上の宮澤佐江ちゃんは最高!

気を取り直して
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行ってきました劇場公演。まさか自分が始めて入る公演が推しの生誕祭だなんて夢にも思ってなかった。人であふれかえる入り口の一角に所狭しと並ぶ生誕委員が用意したスタンドフラワーやディスプレイを眺めつつチケットを発券して入場順を決めるビンゴ抽選の所定の位置へ。結果は21巡目だった。最後から2番目に呼ばれたものの偶然にも一番後ろの席が空いていたので滑るように着席。

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壁掛けの写真。小学校の音楽室にある作曲家並みの大きさかなと思ってたら意外と小さかった。レタス2.5個ぶんくらい


以下宮澤佐江ちゃん寄りの感想と個人的見解



M1 恋を語る詩人になれなくて
下手側に座っていたので幕が開いたとたんいきなり目の前に深緑色のコートに身を包んだ佐江ちゃんが現れた。これがヲタクがよく言っているゼロズレだ!一番後ろの席なのに距離がとっても近く感じる上にこの日の佐江ちゃんの髪型は私の大好きな外ハネ。こんなん泣くに決まってるだろうが・・・という私の心境とは裏腹にどんどん進んでいく曲目。気持ちを落ち着かせてひとつひとつのパフォーマンスを目に焼き付けなければと思ったところに飛び込んできたのが2番サビ終わり「♪愛おしい花であればいい」の上に伸ばした手をゆっくり下ろしその指先を慈愛に満ちた表情で見つめる佐江ちゃんであった。個人的な嗜好だが私はSKEシングル「前のめり」の大サビ前「♪確かに夢は近づく」の部分や「桜の栞」などで時折見せる「伸ばした手をゆっくり下ろしその手および指先を見つめる宮澤佐江が大好物なのである。その大好物が開始1曲目で繰り広げられてしまった。大事件である。とりあえずこの曲は目の前で起こることをただ見つめているしかなかった。劇場公演って、生ってすごい


M2 合格kiss
あれっ?この人確か25歳のはずなのに。衣装と歌詞のせいもあってか佐江ちゃんが恋の誘惑と戦いながらも勉強に励む受験生に見えてくる不思議。


M3 アンテナ
大矢真那ちゃん、野口由芽ちゃん、犬塚あさなちゃんの下手組が1番のBメロあたりで佐江ちゃんのキャッチフレーズ「てばさき~」をリズムに乗りながらおちゃらけてる姿を見てほっこり。


M10 ジェラシーのアリバイ
この曲における宮澤佐江ちゃんの妖艶さをなんとしても書き伝えなければならないッ!とにかく激しい。ステップの力強さとそれに比例して腰がうねうね動くうえに衣装の露出が結構あるのでなんとなくいけないものを見てしまったと感じつつも下半身をガン見。ごちそうさまでした。あとおもいっきり髪を振り乱しながらもキリッと前に据えた鋭い視線はもはや鈍器レベル。なんか殺されそう。むしろ殺してくれ。


M11 Doubt!
前の曲のギラギラした視線から一変、素直になれない女の子へ早替わり。唇を噛み締めほっぺたを膨らます姿が可愛くて、でも切ない。


M12 仲間の歌
泣いた。今まで握手会と舞台しか行ったことのない自分にとってアイドルとしてパフォーマンスする姿は未知の世界だった。いざ生で見ると1曲1曲歌詞に合わせて表情とダンスの緩急を変えるアイドルの佐江ちゃんがいたがこの曲ではアイドルの中に見えた素の姿を目の当たりにした。メンバーと肩を組み楽しそうに笑う姿こそ私が今までSNSやテレビ番組で見てきた素の宮澤佐江だった。携帯電話のロック画面を開けばそこにある笑顔が、大嫌いな体育の持久走でもう走るのを止めたいと思ったとき瞬時に脳裏に浮かび上がる笑顔がそこにあった。記憶に焼き付けなきゃと頑張って目を見開くと同時にああそういえば音楽番組で曲中にふっと素の笑顔になった佐江ちゃんを見て好きになったんだっけなと昔の記憶を思い出してはまた涙があふれた。笑顔は偉大。



生誕祭では「今日の生誕祭がアイドルとして最後の生誕祭になるかもしれない」という発言があった。予定は未定であって決定ではないが彼女の年齢的にも先がそこまで長くないことはわかりきっており、来年の夏には帝国劇場で行われるミュージカル「王家の紋章」のヒロインという大役が待ち構えている。そのヒロイン、キャロル・リードをイメージしたと思われる花冠と花束を抱えながら25歳の抱負を語ってるのを見るとあとは時間の問題だなと思った。目には見えないタイムリミットがついに始まったんだなあ。
来春公開の映画AKB ShortShorts project 「9つの窓」内の佐江ちゃん主演作品「回想電車」の特報映像を見たけど以前と比べて演技がオーバーになったなあと感じた。(何様)いくら村仕事とはいえ推しが将来の目標としている女優さんの姿を見られるのは嬉しいけどその技量を手放しで褒めることは個人的に出来ない。まあまだ完成されたものは世に出てないしこの動画はほんの一部分だけど1度そう思ってしまうと早く卒業して外の世界にもまれてもっと演技を磨いて欲しいなと思うがその反面今日のようなパフォーマンスを生で見るとやっぱりまだまだアイドルとして日々を過ごす姿を見ていたい。せめて2期生として10周年を迎えるまで、新しくSKEにドラフトとして入ってきた子がチームに昇格して一人前になるまで・・・だめだ言い出したらキリがない。
そういえばMCで彼女は「よくネットを見るんですよ」とあっけらかんに話していたがtwitterを始めるまでネットの世界に身をい置いていた者としてはおすすめできないなあ。99%悪意と嘘しか書かれていない世界にさえちゃんのちっぽけな頭(失礼)で何かを見出だすのは到底難しいかなと。大衆の総意だと勘違いされがちだけどあそこもまた個人の意見の集合体だからね。twitterエゴサもまた同じ。何が言いたいかというと誰が書いたのかもわからないひとつひとつの意見に耳を傾けたりして自分の中にある想いや信念が揺らいで欲しくないなと。特に卒業に関することはね!最後に舞茸こと竹内舞ちゃんのこの日の発言をお借りして。「ネットばかり見ないでメンバーのことも信じてください!

長々と書いたけどこれもまた端くれのいちファンの個人的な意見です




あーーーーーーー楽しかった!素晴らしかった!っていう薄っぺらのありきたりな言葉しか出てこないけどいつか、いつか佐江ちゃんがアイドルとしてパフォーマンスする姿を見たいなあという数年前からの願いがやっと叶った。くるくる変わる表情とダンスをたっぷり2時間以上も見れてやっぱり自分はこれからも佐江ちゃんの表現するものをずっと見続けていきたいなと改めて思った。公演は魔法。2015年9月2日、忘れられない思い出が出来た。