水色とハルジオン

それは過去の愛の破片

日経大シアター2019「福岡ラプソディ」@北九州芸術劇場 20191224

あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!

宮澤佐江が優雅な赤いロングドレスを着て松田聖子の『天使のウインク』を歌ったかと思ったら今度はこれまた海より深い青のドレスを着て川嶋あいの『明日への扉』をフルコーラスで歌っていた…

な…何を言っているのかわからねーと思うが(以下テンプレ省略)

 

 

 

2019年12月24日に北九州芸術劇場で行われた日本経済大学ホリプロのコラボレーション舞台、「福岡ラプソディ」を観ました。いや〜泣いた泣いた。

 

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物語の舞台は町民ホールの取り壊しが決定した福岡県梅野町(架空の町)。そこで成人式を迎えるはずだった地元の仲間達がなんとかして思い出いっぱいの町民ホールを存続させて令和最初の成人式を行おうと走り回る群像劇でした。

主人公母(故人)の遺したプレイリスト名が「福岡ラプソディ」。場面の転換や心情の表現として福岡出身アーティストの歌がふんだんに使用されてました。

 

20歳って微妙な歳なんですよね。周りを見渡しても大学に進んで勉強やバイトに明け暮れる人もいれば将来なりたいものが明確で専門学校に行った人、既に就職した人などなど。成人式で久々に顔を合わせて近況を話したらみんなそれぞれ進んでいるスピードがバラバラだと思い知る大人0章みたいな位置づけで。

そんなモラトリアム真っ只中の人間模様をリアル大学生が演じることで説得力増し増しになる。

学生演劇の部類ですが脚本は劇団鹿殺しの丸尾さん。出演した日本経済大学の学生も芸能コース在籍の方ばかりで実質みんなプロがお届けする良質な夢と希望の詰まった物語だから涙腺がことごとくやられてしまった。

 

 

そんでもって我らが宮澤佐江ですよ。

佐江ちゃんの役はそこそこ有名な歌手、新田桜子。

名前が出る度に大学生キャストから「えっ!桜子様が?」とか「桜子様に会えるなんて…」と桜子様呼びで崇拝されてたのジワった。

物語冒頭で地元の仲間達が向かった先が梅野町ホールで開催された桜子様のコンサート。

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*1

上図左。舞台中央20段くらいの階段の上からこの真っ赤なロングドレスで松田聖子の『天使のウインク』を歌いながら登場した時の気持ち、分かる?

 

圧倒的美

 

サビ終わり♪約束だからぁ〜〜〜 の声の伸びがとっても溌剌で耳が幸せすぎた。推しちゃん、また歌の上手さ更新したね…

ところで松田聖子って福岡県出身だったんですね?!意外。

美しくドレスアップした姿で歌ってるのをうっとり眺めてたら桜子様が突如しんみりモードで「この梅野町の町民ホールが取り壊しになると聞きました。ここで最後に歌うことが出来て嬉しいです。」と衝撃発言。

この一言がきっかけでノリノリで見に来ていた地元の仲間達はこのホールがなくなるなんて聞いてねえ!成人式どうすんの!?とホールの存続に向けて成人式実行委員会を組んで市役所に掛け合ったり取り壊し撤回の署名を集めたりと走り回るはめになるんですが。

 

市役所の新人職員としてさっきの画像右の上田堪大さんがとってもいい味出してました。ホリプロ所属の役者さん。身体の半分が足。

現実に冷めてダウナーな雰囲気を纏っていたけど成人式実行委員会のひたむきさに触れることで熱意を取り戻していく様が良かった。

 

ホリプロからは3名が出演。佐江ちゃんと上田さんとつぶやきシローさん。つぶやきさんは成人式実行委員会が集う小さな喫茶店の店長として事の成り行きを見守ったり相変わらずあるあるネタをつぶやいたりチンピラを脅したりと客席の雰囲気を和ませてました。

 

そんな簡単に署名も集まらないし町民ホール撤回は難しいのでは?と暗雲立ち込めた時、近場の高校の文化祭に桜子様がゲストで歌いに来る一報が。

桜子様、どうやら梅野町出身だったみたいです。

成人式実行委員会のうちの1人が芸能界志望で、桜子様に町民ホール撤回署名の宣伝を頼むのと同時にどさくさに紛れて自分の履歴書も渡すのダイナミックすぎて口あんぐりしちゃった。

そしたらなんと桜子様、歌手になる前に梅野町の小さな喫茶店で主人公母(生存時)に「好きなだけ泣いたらいい、泣いてスッキリしたら親にやりたいことちゃんと言いなさい」と激励された思い出話をポロリ。

まっ、待って??喫茶店?つまりつぶやきシロー店長と主人公母は夫婦?あーーー!!!なんか物語繋がってきたな!??!口内潤ってきたわ。

 

 

夢を追う人の味方であり続けるの、比喩表現じゃなくてマジもんの太陽じゃん…

 

文化祭ステージシーンでは成人式実行委員会の群舞と共に川嶋あいの『明日への扉』をフルコーラスで披露。

青いつやつやサテンのロングドレスを着て舞台中央の階段を降りながら歌う桜子様、後光が見えた。

佐江ちゃんの歌声は高音の伸びがスパンとマイクに乗って気持ちいいんですよね、聞いてて。あと慈愛と決意に満ちた表情が良いのなんの…

歌詞がね、成人式実行委員会の心境とリンクしてもう涙ドバドバになった。

♪小さな決意を正直に今伝えよう の歌詞で桜子様を中心に成人式実行委員会のメンバーがずらっとステージに並ぶの圧巻圧巻アンド圧巻。

 

桜子様の宣伝や市役所の上田さんの頑張り、つぶやきシロー店長の脅しもあってなんとか取り壊し期日が延長、無事成人式は行われることになりましためでたしめでたし。

 

とはいかねえんだよな〜〜〜〜〜

成人式決行日は少し早めで現実ともリンクさせて12月24日。

ここで成人式実行委員会の1人、芸能界志望の子が桜子様主演舞台の役決めオーディションに誘われるんですよね。履歴書押し付けたのは間違ってなかった。行動力に拍手。

でもオーディションの日付が12月24日!あんなに頑張って町民ホールでの成人式ができるってなった矢先に夢か友情か選ばなくちゃいけないのか。

いや辛い!学生演劇ならみんなでハッピー成人式!でも許されるのにひとつ先に踏み込むの、さすがプロの脚本って感じで痺れた。

もちろん芸能界志望の子はオーディションを選ぶわけですよ。そしたら他の成人式実行委員会のみんなは白けてしまうよね…「結局夢かよ!」って。

結局その子抜きで成人式は始まるけど実行に向けて走り回ってた頃の熱意はあんまりなくて。おいおいどうなるよ…ってとこにオーディション直前の志望の子から電話がかかってくるんですよね。

そしたら成人式組もあっちはあっちで頑張ってるしこっちはこっちで盛り上がるかって雰囲気になって。もう号泣。精神的な大人への道〜〜〜〜〜〜オンオン!

20歳になったらハイ大人です!とはいかなくて。高校までの受動的な授業を終えたら次は自分の興味ある分野ややりたいことに向かって沢山ある情報の中から選ぶことをしなくちゃいけない。時には友達よりも夢を優先する事柄ももちろん出てくる。

今この瞬間成人式組のみんなは仕方ねえな…って思ったかもしれないけどその「仕方ねえな…」が大人への第1歩なんですよね。

心が1歩大人になる瞬間が舞台の上で繰り広げられてる事実に感動して涙が止まらなかった。青春群像劇はこれがたまらねえな。

 

最終的に芸能志望の子は成人式二次会には間に合ったので今度こそ本当のハッピーエンドです。お酒を混じえながら思う存分思い出話に花を咲かせたりこれからの事を話し合おうぜってところで幕が降りておしまい。

場内にはAll I Want for Christmas Is Youが流れて最高のクリスマス空間のできあがり。

 

 

 

 

いや〜〜〜最高でした。今までクリスマスイベントらしきイベントに参加したことなかったのでそうか、この多幸感こそがクリスマス…となりました。

はるばる福岡県まで行って良かった。あと宮澤佐江ちゃんに2着ものドレスを着せてくれた人、給料2億くらい貰って欲しい。

2019年まとめ

1月

1月14日 秋元才加FC AresS「新春!才万博〜GO GO WEST〜」2部

 

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2月

2月12日 SKE48チームKⅡ「最終ベルが鳴る」公演@SKE48劇場

 

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3月

3月9日 THE IDOLM@STER SHINY COLORS 1stLIVE「FLY TO THE SHINY SKY」Day1 ライブビューイング

3月10日 THE IDOLM@STER SHINY COLORS 1stLIVE「FLY TO THE SHINY SKY」Day2 ライブビューイング

 

6月

6月23日 カードキャプターさくら展―魔法にかけられた美術館―@ひらかたパーク

 

7月

7月21日 ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』@彩の国さいたま芸術劇場

7月22日 ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』@彩の国さいたま芸術劇場

 

8月

8月5日 ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』@カルッツかわさき

8月13日 ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』@御園座

 

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8月18日 ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』@梅田芸術劇場

 

10月

10月5日 東京女子流 LIVE HOUSE TOUR 2019“Birthplace〜それぞれの原点〜”@ESAKA MUSE

 

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12月

12月14日 宮澤佐江×LHP WOMEN@ラフォーレ原宿

 

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12月15日 AKB48 チーム8「その雫は、未来へと繋がる虹になる」公演@AKB48劇場

12月24日 日経大シアター2019「福岡ラプソディ」@北九州芸術劇場

 

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総括

圧 倒 的 宮 澤 佐 江

活動休止に入った2018年の夏から1年足らずでまた会えるなんて思っていなかったです。芸能の神様は彼女を見放さなかったんだなって。

帰ってきた佐江ちゃんの表情はそれはそれはもう憑き物が落ちたようにすっきりと穏やかなもので。

前に進むために飛び込んだりもがいたり1度立ち止まってみたり。そんな宮澤佐江の生き方が自分の心を揺さぶって仕方ないんだなと再確認した1年でもありました。

確実に転機となった奇跡のリスタートを目撃できてよかったです。

2019年の宮澤佐江ちゃんを応援できて本当に幸せでした。


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2020年には佐江ちゃんもついに三十路に突入しますね。20代最後と30代の始まりを目撃していけたらいいな。

来年の目標は「もっと宮澤佐江のヲタクをする」なのでどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

宮澤佐江×LHP WOMEN @ラフォーレ原宿 20191214

※この日記には醜いヲタクの握手レポが含まれています 

目次

 

 

10時

整列開始

私自身10時ちょっと前にラフォーレ原宿正面玄関に着いたんですがこの時点で75人くらい並んでました。

そこからどんどん人が増えて「SAE MIYAZAWA×LHP WOMEN最後尾」の看板を持った店員さんが遠くに見えなくなってく嬉しさ。この時点で大盛況です。

様子を見に来た店員さんが「ヤバいな、すごい」って言いながら他の店員さんに連絡してるのを耳に挟んでニコニコしてしまった。

佐江ちゃんに関心を持ってる人達が朝からズラーッと整列する景色、良いよね…

 

11時

入場開始

ラフォーレ原宿の開店と共に入場。LHP WOMENの店舗自体は3階にあるんですけど目の前が階段に接しているので上の階まで使って端の方に2列で固まって整列。



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洋服屋さんってディスプレイがあるじゃないですか。

だんだんお店が近づいてくる度にはっきりと全貌が見えてきたんですけどそこに今回の目玉である佐江ちゃんデザイン服が飾られてました。



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ただ展示されてるだけじゃなくて手前のガラスに映像が写るようになってるんですよ!!!

つまり実際に今回のコラボ服を着た佐江ちゃんがガラスの中を自由自在に行き交ってるハッピーデジタルサイネージ。発想の天才。



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3つに区切られた空間をいとも簡単に横切ったり



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3窓でアピールしたり。

 

店内にて

デヘデヘ眺めていたらすぐ順番回ってきます。

店舗には5人ずつ案内。お店入ってすぐの商品ラックに佐江ちゃんがデザインしたパーカーとロンTが全サイズ展示されてました。レジ行く前にサイズと色味確認してねというありがたい配慮。

先着何百人か限定のトートバッグがあったんですけど2回目3回目購入のヲタクには渡さず初回購入の人のみ選別して渡してたのすごく良かった。

多くの人の手に渡るようにしっかり見極める店員さんの努力に感激です。



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会計時に手書き領収書抽選(後述)と握手券の時間選択とFC会員へのステッカー配布。

目からビーム犬。デザインパーカーのバックプリントにも堂々と佇む存在感。


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ちなみにこのお絵描き犬、5月24日のインスタストーリーにもプロトタイプっぽいやつが登場してましたね。

ここから試行錯誤を繰り返してデザイン画までたどり着いたと考えると佐江ちゃんの努力が伺えますね。服のデザインになったものはPCで描いたと発言してましたけどどのソフト使ったんだろ、握手で聞いときゃよかったな

 

握手会

握手券数枚確保のためぐるぐる並んでたらあっという間に昼過ぎ。

さて!こっから宮澤佐江ちゃんの登板です。主役は遅れてやってくるってね。

 

1部(14時~15時)

服装


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ロンTの紫とジーンズ素材のガウチョ。

実は私も握手直前にこの紫ロンTに着替えてたんですよね〜〜お揃いじゃ〜〜〜〜ん

 

 握手レポ

私「あの私洋服をほとんど買わなくて」
佐江ちゃん「あら、おんなじだ」(私の右袖をクイッと引っ張りながら)
私「ンッッッッッ(悶絶)今日ので冬服のストックが増えました」
佐江ちゃん「冬だけじゃなくても着れるよ、秋とか春とか」
私「お得ですね!8年くらい使いたいと思います」
佐江ちゃん「ありがと〜〜〜〜!」

 

何が起こった!?!?!?!?!?!?!?!!?

佐江ちゃんがワシの右袖を掴みながら服おんなじだね〜って!お揃いだねって微笑みかけてくれたんやが!?!?????

バンザーーーーイ!!!偶然にもお揃いになって良かった このまま ずっと ずっと 死ぬまでハッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!(尊死)
 

 

2部(16時から17時)

ヲタクはゾンビなのですぐ生き返ります

服装


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まさかのお着替え。反則やぞ…好き

服装はフーディーの白とジーンズ素材のガウチョ。前の部では裾に隠れて見えなかった黄色いベルトがちらり。

 

握手レポ

私「復帰おめでとうございます」
佐江ちゃん「ありがとう」
私「こんな早く会えるなんて思ってなくて涙」
佐江ちゃん「あ〜〜(もらい泣き顔)それはこちらもです」
私「これからもよろしくお願いします」
佐江ちゃん「いえいえこちらこそ」

 

直接おかえりなさいを言えてよかった。それまでニコニコとヲタクの戯言を聞いてた佐江ちゃんも復帰の話になるときりっと真剣な表情で聞くモードに入って惚れ惚れした。

 

3部(19時~20時)

服装


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ボトムスもガラッと変わって帽子まで被ってくるとか人を楽しませる鬼じゃん…

 

握手レポ

私「(当選レシート差し出しながら)お願いします」
佐江ちゃん「あー!やっとじゃん3度目?4度目?」
私「3度目です」
佐江ちゃん「ということは今日一日中原宿にいたの?(領収書に名前を描きながら)えっと ○○さん…」
私「はい、ラフォーレと向かいの東急をぐるぐる」
佐江ちゃん「はい!(領収書を渡す)えっ東急!スタバしか行くとこなくない?爆笑」
私「あの今日はこんな楽しいイベント1日ありがとうございました」
佐江ちゃん「もちろん!」
私「次はクリスマス、福岡ラプソディ行きますね」
佐江ちゃん「えっ!本当!」
私(うなずく)
剥がしの西尾さん(ホリプロの人)「お時間です」
私「あっありがとうございました」
佐江ちゃん「応援してね」
私「もっもちろんです(謎にペコペコお辞儀をしながら)」
佐江ちゃん「福岡待ってるからね〜!」
私(激しくお辞儀を繰り返しながら退出)
西尾さん「はい福岡来てくださいね」

 

ア!!!!!!!!!!!!待って下さい待ってください死んでしまいます!!!!!!!!!!!!!!!

ちょっと整理させて

 

①手書き領収書について

会計時にくじを引いて当たった人には佐江ちゃんの手書き領収書が握手時に贈呈されるんですが(限定60名)

まあ運良く当たりましてね


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名前とお買い上げ金額を直筆で。

1番下の文章※本領収書は2019年12月14日イベント用のため、本来の「領収書」仕様用途としてはご使用いただけません。ご了承ください。

いやわかっとるわい!!!

形式は本格的だから文章で和ませにくるやつね、OKOK墓場まで持っていきます

 

②当日認知

領収書差し出した時の「あー!やっとじゃん3度目?4度目?」発言

「やっと」って?何?「3度目?4度目?」ってことはこのヲタク今日2回以上来てんなって覚えてるってこと??

はーーーーー待ってください唐突な当日認知は心臓に悪いマジで

私の握手スタイルは感想を伝える→大抵「ありがとう」の返答→さらに詳しい感想→剥がし介入、握手終了

一方通行スタイルなんですよね。名前とか顔認知されたらそりゃ嬉しいけどせっかく互い顔を見ながら直接会話できるなら推しの活動に対しての感想を生の声として届けたいというか。

もちろんSNSの更新に対してコメントしたりファンレター送ったりしてますけど活字と生の声なら後者の方が視覚と聴覚両方で反応が届けられますし。

なので認知とか2の次3の次だったんですよ、それが「やっと」発言によってコイツ今日よく居るな程度に推しの脳内でぼんやりと記憶に残っていることが判明してもう稲妻に打たれたかのような衝撃を覚えました。

佐江ちゃんの記憶力すごくない?

 

③会話が続いたこと

今まで一方通行スタイルで会話の順番が私→推し→私→握手終了だったのに手書き領収書手渡された直後隙をつかれて推しからの話題提供→私の返答→推しの感想って逆になったんですよ、ヤバすぎるな!!!!

つまり、会話が成立したってことなんですよ!!!!

これはもう四足歩行から二足歩行への進化、天動説から地動説の定着くらいの大きな成長です。

ただ東急のくだりぶっちぎって自分の感想伝えるモードに入ってしまったのはマイナス9664624565点。私はもっと推しとの会話を楽しめる人間になってください。

 


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握手終了後は西尾さんから福岡ラプソディとウエストサイドストーリーseason2のフライヤーを貰って退散。

さすがホリプロ、宣伝に抜かりがない。

 

おわりに

神イベント。ファッション大好きな佐江ちゃんがデザインした洋服を店舗で購入できてその場で握手までできるなんてほんと優しくてha’P’py!な時間だった…

 

 

 


 

【ライブ】東京女子流 LIVE HOUSE TOUR 2019 "Birthplace ~それぞれの原点~"@ESAKA MUSE 20191005

女性アイドル史に残る回として有名な2010年5月30日放送の音楽番組、NHK総合MUSIC JAPAN」。

女性アイドル大集合!という企画のもと、モーニング娘。やAKB48といった有名所の中にラインナップされていたのがデビューから1ヶ月も経っていない東京女子流でした。

少女とも呼べないあどけなさ残る子供たちが顔負けの確かな歌唱力を引っ提げて真っ白い衣装に身を包みながら歌う『おんなじキモチ』はそれはそれはもうアンバランスで。

でもそのギャップが興味へと繋がって、彼女達の音楽を追うようになりました。

 

初めて東京女子流の現場に行ったのが2014年に発売された4thアルバム『Killing me softly』のリリースイベント。

梅雨のちょうど雨風強い日だった。阪急西宮ガーデンズのオープンステージでやるはずが屋内ステージに変更になっちゃって。自分にとって最初で最後の5人の姿。

 

そこから1年後にあぁちゃんが卒業して4人になってしまったことが思ってのほかショックで。

あぁちゃんの歌声が女子流の音楽から居なくなるのがどれだけ致命的なことか考えただけで虚無感が襲ってきて新譜を聴けずにいました。

 

それでも東京女子流は歩みを止めないんですよね。

 

絶対的歌姫を失ってもアーティスト宣言しても(17年くらいに撤回したけど)地道にライブを重ねていく情報を知る度に昔の楽曲だけループしてる自分がなんだか情けなくて。

 

というわけで思い切って5thアルバムリード曲『リフレクション』を再生しました。


東京女子流 / リフレクション MUSIC VIDEO



そうです、4人の東京女子流を聴きました。

 

めちゃくちゃ良かった。

繊細なハモリとEDMを前面に打ち出したサウンドが冬の刺さるような空気を表現していて気持ちいい。

何より、4人でも充分に東京女子流の音楽として成り立っていた。

 

でもそれがめちゃくちゃ悲しくて。4人で成り立っちゃった。

 

私は特別あぁちゃんを推していたわけではないけど、松井寛先生お得意のねちっこいギターと呼応するあぁちゃんのどっしりした歌声を含んだ5人での東京女子流の音楽が更新されることはないんだなって。

そんな現実とどうしても向き合わざるを得なくなってしまったのがしんどくなって、自分の中で時間を止めました。

 

前置き…長ない?めっちゃ長いな!!!でももうちょっとだけ続くんじゃ

 

そんでね!まあ時間の流れが解決してくれるというやつですよ。

 

2019年の夏、何の気なしにいつも通りTwitter見てたら山邊未夢ちゃんが妹であるAKBドラフト2期生の山邊歩夢ちゃんと一緒にAKBINGO!に出演するという情報が目に入ってきて「ウソやろ!?」となり

 

久しぶりに東京女子流Twitter覗いたら『10年目のはじまり』というタイトルのライブやってて「もうすぐデビュー10年になるのか…」と急に感慨深くなり

 

そしたらメンバーの出身地を回るライブハウスツアーやる情報が目に飛び込み

 

 

なんだか急にするっと行こう!って気が湧いてきました。

鉄は熱いうちに打てってやつ。

 

 

というわけでこっからが本題ですよ

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セットリスト

M01.キラリ☆
M02.鼓動の秘密
M03.Limited addition
M04.Killing me softly
M05.約束

MC

M06.おんなじキモチ
M07.Reborn
M08.光るよ

MC
M09.Go!Go!Heaven/SPEED(カバー)
M10.出会った頃のように/Every Little Thing(カバー)

MC
M11.初恋
M12.Kissはあげない
M13.Don't be cruel
M14.深海-Hi-ra Mix- 

M15.Never ever(TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix)

EN1.Ever After

EN2.W.M.A.D

 

 

M01.キラリ☆

初手キラリ☆は反則じゃない?いきなりクライマックス。

あぁちゃん在籍時不調だった時も友梨ちゃんがあぁちゃんパートを担ってましたが、ラスサビ前♪君にも聞こえるように〜は友梨ちゃんが昔よりも落ち着いた声で歌い上げてるのを聞いて「時は経ったんだな…」と思いました。

未夢ちゃんが女性エリア見ながら嬉しそうにふにゃふにゃ踊っててこっちもニコニコ。

 

M02.鼓動の秘密

冒頭のマネキンを囲うようなカクカク移動ダンス大好き

2番Aメロひぃちゃんパート♪鼓動の深さで君を感じたい〜「で」の深みある歌声を生で聞けてうひょあ…って声出た。

下手で友梨ちゃんの方向いてニヤ〜って笑ってる未夢ちゃん楽しそうだね可愛いね…

 

M03.Limited addition

ちょっと!庄司芽生さん!!!めちゃくちゃ“オンナ”になってるじゃないですか!

手を上で組んだ拘束されてるようなダンスのキレが1人だけ段違いでもうめいてぃんとか呼べないな

サビの随所随所で入ってくる未夢ちゃんの♪タイムリミット〜 の歌い方がより感情こもって歌い終わりもしっかりと伸びるようになってる。感激。

 

M04.Killing me softly

よみがえるリリイベの記憶

嗚呼、新井ひとみ様…

憂いに満ちた表情のひぃちゃんがに暗いニュースに心痛める聖職者のようで神々しい。

 

M05.約束

ここでM02鼓動の秘密からずっとアルバムリード曲の構成になっていると気づく

このアルバム、『Bad Flower』、『ディスコード』、『幻』のアップテンポから『それでいいじゃん』『月とサヨウナラ』平坦な構成の曲、そして『約束』のエスニック感漂う雰囲気でとってもベンベンうずうずグルグルしてて出口の見えない不思議な感情になる。

曲に戻りますが2:2に別れて背中を預け合う振り付けが哀愁あるメロディーと絶妙にマッチしている。 

サビの♪もう一度〜 高音パートはやはり友梨ちゃん。友梨ちゃんの声ってCDで聞くとところどころザラつきがあるなと感じていたのですが、生で聞くとスパンと突き抜けるような気持ちのいい音になってるのがまた良い。

 

M06.おんなじキモチ

お ま た せ

い つ も の

通 過 儀 礼

 

みんなで踊るよ〜!! 

 

♪Let's get together now ってかなり低い音なのにさすが10年歌い続けてる曲だけあるな、おんなじキモチパイセンさすがっす

 

M07.Reborn

なんだこの女子流らしからぬ明るい曲!?初聴きです。

♪二度目まして going my way 過去にアディオスして

♪新しい姿の東京女子

歌詞かなり女子流の状況に直接的に触れててびっくり仰天。

普段「舞い散る花が…」とか「鼓動が加速する」みたいに情景や心情を抽象的に描いた世界観のイメージだったから。

この曲だけ女子流の中でもかなり異質な存在なんだなと見て受け取りました。

 

M08.光るよ

と思ったらアップテンポな曲続き。前曲の衝撃が続いてあんまり覚えてない。

5人時代は新井小西のツインボーカル体制だったけど4人になってなるべく1人1人目立たせる曲の構成に変わったんですね。

その積み重ねなのか庄司芽生ちゃんと中江友梨ちゃんはかなり自信ある顔つきになってきて無限にニッコリしてしまうな。

 

 

 

M09.Go!Go!Heaven/SPEED(カバー)
M10.出会った頃のように/Every Little Thing(カバー)

出身地ツアーというわけで大阪出身の中江友梨ちゃんフィーチャーコーナー。

冒頭友梨ちゃんソロパート♪季節が変わってもずっと色褪せないはずだよ の歌詞に前のリリイベを思い出して感慨深くなった。

友梨ちゃん、この日喉の調子が悪くて本来1人で歌うところも複数人での歌唱になってたけど、堂々としてたから不調なんて気にならないくらい場の空気をものにしていたなと思います。

 

M11.初恋

この日初めて聞いた曲の中でいちばん刺さった。

デビュー曲『キラリ☆』が華やかな東京に対する憧れを描いているとしたら、この曲は上京して数年経って東京がひとつの住む街として日常に溶け込んでいる落ち着きと、それでも希望を捨てきれずもがく様子が4人の追いかけるボーカルと相まって切なさで胸がいっぱいになりました。

今の東京女子流にもなんとなく通ずるものがありますよね。

 

M12.Kissはあげない

美 少 女 回 転 寿 司

女子流ちゃんはすっかりハイティーンになって色気すら纏っているのに“女性”よりも“少女”の方が言い方としてしっくりくる

 

M13.Don't be cruel

びっっっくりした!近年の曲が続いてた中いきなりの2ndアルバムからの1曲。

サビ♪ライクじゃないよ ♪覚悟決めてね の未夢ちゃんパート、音源では語尾ぶつ切りでまた伸ばしてたのにライブだと最後まで歌いきるようになってて成長を感じた

 

M14.深海-Hi-ra Mix-

音圧が強いせいかサウンドからかなり海を感じました。

ライトも濃い水色と影を主体にした配色でまさに海の底。

間奏の芽生ちゃんのダンスがキレキレノリノリでこっちも全力でフゥ〜〜〜〜〜↑↑↑↑↑↑↑した。

 

M15.Never ever(TJO & YUSUKE from BLU-SWING Remix)

青からの赤。本編最後。

4人とも残りの力はここで振り絞ると言わんばかりの身体のバネ。そりゃフロアも熱狂するわ。

アルバム『REFLECTION』からかなりEDM色が強くなったんだなと再確認しました。

 

 

 

EN1.Ever After

こっからアンコール。新曲。

最近の女子流お決まりのEDMと少量のロックみをミックスしたようなサウンド

せっかくの新曲なのに前2曲と同じような曲の作りで全然記憶に残らなかった。

間奏長めに取って激しく踊らせたら客がフゥ〜〜↑↑ってする流れが完全に読めて冷めてしまったのが残念。

 

EN2.W.M.A.D

まさかこれをラストに持ってくるの!?!?と驚き。初っ端のギターめちゃくちゃ痺れる。

新井ひとみちゃんの♪大人になんかなりたくない♪なぁ〜い って歌い方が聞いてて最高に気持ちいい。

女子流ちゃんも客席も思い思いのまま揺れて一体感半端なかった。

 

 

 

というわけで5年振りの東京女子流、圧倒的に成長と自信と少しの余裕を感じてずっと母親ヅラしてました。

子供のサナギの殻の隙間から大人の部分が見え隠れする瞬間を堪能できて幸せ。

もっとメリハリのあるセットリスト組んで欲しいなあ。次また足を運ぶ機会にどれだけ垢抜けてるのか楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

大人になってしまった/ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』2019 感想

こんなに残酷な物語でしたっけ。

 

まさか数ヶ月以上引きずるなんて。

ミュージカル「ピーターパン」2019ロスから抜け出せなくなりました。

 

 

 

はじめに

自分の中の「ピーターパン」の知識は小さい頃母親と一緒に見たディズニー版のアニメ映画のみ。我らが宮澤佐江ちゃんは2017年版のミュージカルにも出演していたのですがその時は都合で観に行けず。

 

ポケモン映画を見た事ありますか?

サトシとピカチュウと仲間たちがいろんな場所に赴き、そこで伝説のポケモンと邂逅してバトルしてまた次の旅に出るあの構成。

昔見た映画の「ピーターパン」もそれと同じ部類に頭の中で分類していました。

だって最後にウェンディと別れたピーターパンがネバーランドに帰っていく光景を見て「伝説ポケモンが元いた場所に帰るやつだ!」と画面に向かって手を振りながらバイバイしましたもん。

 

そんな清々しい記憶を頼りに10ウン年振りに「ピーターパン」に触れた訳ですが、なんだか心臓に爪がくい込んだような不思議な感覚になりました。

 

本編

迷子たちはティンカーベルの耳打ちによってネバーランドに到着したウェンディを弓矢で撃ってしまったわけですが。

地面に倒れ込んだウェンディを目撃したピーターパンが迷子たちに放った言葉というのが

「せっかく連れてきたのに!僕達の“お母さん”になってくれたかもしれないのに!」ですよ。

なんかアレ?って。「人を殺しちゃダメだ」とか「なんて酷いことを」でもなく。

倫理感や道徳感よりも先に自分のやろうとしていたことをめちゃくちゃにされてしまったから怒っているのが子供ゆえの残忍さだなと感じてしまって。 

 

フック船長は“お母さん”に対して「1番手に入れたいお宝」という見解を示しているのに窮地に追い込まれた際はウェンディに向かって「女を乗せた海賊船はろくなことがない」って海に突き落とそうとしますよね。

ひょっとして今まで海賊の元に連れてこられた“お母さん”達は皆海底に沈んでいるのかなと考えてしまったり。

 

そんな“お母さん”をめぐるネバーランドの中でタイガーリリー率いるインディアンだけは欲しがらないんですよね。“お母さん”を。

それどころか自らのスタンスを変える始末。

最初は「迷子たちの土地を奪え!ネバーランドはこのタイガーリリーが支配する!」なんていけしゃあしゃあと宣言していたのに、ピンチをピーターパンに救ってもらってからは助け合いの精神と楽しさを共有する方向に舵を切り出す。

でも1番現実的な方法ですよね。共有するって。

相手の考え方や生き方を認識して尊重するというのは多様性を受容する第1歩でもある。

ただタイガーリリーはピーターパンの肩を持つ形になり、海賊との戦い自体は避けられないわけですが。

まあピーターパンVS海賊VSインディアンの三つ巴になるよりかはピーターパン・インディアン連合軍VS海賊の方が勝算も見込めるわけで。

インディアンは賢い選択をしたなあ。

 

なんてしみじみしてるのもつかの間。最後の最後に爆弾を置いていかれてしまった。

 

迷子たちと元の世界へ帰ったウェンディは両親に一緒に住まわしてくれること頼み込んで了承を得てめでたく大家族の出来上がり。めでたしめでたし。

〜そして時は経ち〜

大人になって子供も産まれたウェンディの元にピーターパンが迎えに来るんですけど、当然お母さんになったウェンディは行けるはずもなく。

ちゃんと「大人になったの」と説明してもピーターは駄々をこねるばかりで。

さあどうするんだ…と思ってたら差し伸べられたウェンディの手を見たピーターパンが恐ろしいものを目撃したかのように後ずさりするんですよ。

手って、年齢が出ますよね。

きっとここで否が応でもウェンディが大人になってしまったことを認識せざるを得なかったんですね。う〜ん…リアルだ…

ただ、ピーターパンは永遠の子どもですから。ひとつのおもちゃが形を保てなくなっても、次のおもちゃを見つければすぐ飛びついて元気になれる。

ウェンディが大人になってしまったのならウェンディの子供をネバーランドに連れていけばいい!

というわけでウェンディの子供・ジェインをヘッドハンティング。心配するウェンディに向かって

「ダメだよウェンディ。君は大人になりすぎた。分かってるよね?」の一言。

ウワァ〜〜〜〜〜〜~〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!無邪気と残酷は紙一重!!!!!!!!!!!!

 

もうこの最後の最後でグサーーーッとやられました。

 

こんなに残酷な物語でしたっけ。

 

いや違いますね。「ピーターパン」の物語は昔からずっと形を変えていないはず。私がただ大人になってしまっただけなんです。

 

だけどこの「大人になったのはウェンディだけじゃなく私自身も」という事実が思ったよりも重くのしかかって切ない気持ちで胸がいっぱいです。

 

去り際のピーターパンに手を振っていた小さい頃の私の横で映画を見ていた母親も、もしかしたらこんな気持ちになっていたのかもしれませんね。

 

役者さん

ピーターパン役の吉柳咲良さん。

ほんとに少年!はつらつな少年声からちょっと艶めかしい声まで出せるのに声質が中性的なのがまた良い。

カツラoffメイクoff時はただの美少女。こんなに度胸あるのにまだ15歳ですって。これからが楽しみな女優さんです。

 

ジョン役の持田唯颯さん

「飛んでいこう!ネバーランドまで飛んでいこう!」の台詞、最初は畳み掛けるようだったのに中盤くらいから「飛んでいこう」の言い方にバリエーションが増えて表情豊かになったの、ウワ〜!成長が早い!と感動しちゃった

 

マイケル役の遠藤希子さん

天使。そして癒し。

こんな幼い子が「大人にならない」とか歌ってるとそれだけで涙腺が刺激されて仕方ない。

 

この未成年3人が大人になった時、今回の「ピーターパン」をどう思うのか楽しみだったりするよ

 

ライザ役の久保田磨希さん

2019年の「ピーターパン」をここまで優しくも強くも導いてくれたのはこの方あってこそ。子供たちに作中の分からないことがあったら近くの人に聞いていいんだよって念入りに言った後、「ここはそういう場所、いまはそういう時間」って締めてくれることのなんと心強いことか。

 

フック船長役のEXILE・NESMITHさん

グランドミュージカル並の迫力で絶対悪を演じてたネスミス。絶対これから舞台引っ張りだこになる。

ピーターパンの薬に毒を入れるの、手下に任せず自分で混ぜるのがめっちゃ好き

そして…

俺たちの!!!!!俺たちのネスミス!!

宮澤佐江ちゃんがAKBに在籍している時から推しを公言しているネッさん。佐江ちゃんアイドル卒業後の出演舞台をちょくちょく観劇している目撃情報はあったものの自分からは特にしゃしゃり出ることなく発信もしないヲタクの鑑。

 

ネスミスの偉業

・推しと舞台共演する

・推しを自分のカメラ連載の被写体として選び美しい写真群を世に残す

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・舞台上で推しに誕生日を祝われる

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*2

・舞台上で推しの誕生日を祝う


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*3

前世でどれだけの徳を積めばこんな偉業を成し遂げられるんだろうと思ってwiki見たらもう現世でEXILEとして10年頑張ってるんですね、そりゃ納得ですわ

あと個人的にネッさんのファン及びEXILEファンの方がフック船長とタイガーリリーの缶バッジいっぱい交換してくれて嬉しかったです(小並感)これからもネッさんのことは温かく見守ろうと思います。

 

ウェンディ役の河西智美ちゃん

とも〜みちゃんでお馴染みのとも〜みちゃん。

AKB現役時代の彼女の紹介文に必ずと言っていいほど「パフォーマンス力が高い」の一文が添えられていたのは伊達じゃない。

もう歌がハチャメチャに上手。べらぼうに上手い。高音が滑らかで心地よくてずっと聞いてたい。

ウェンディのメルヘンさにとも〜みちゃんの甘い声はベストマッチでした。もっともっととも〜みちゃんの歌声聞きたいです。

 

タイガーリリー役の宮澤佐江ちゃん


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*4

いやもうほんと…おかえりなさい、そしてありがとう。

また戻ってくる選択肢を選んだこと、ありがとう。

この作品を復帰作にすると決めたこと、ありがとう。

私は女優として表現する宮澤佐江ちゃんがこの世でいちばん大好きです。

艶かしい手の表情、情熱溢れるダンス、鋭く熱い目線、凛々しい佇まい。タイガーリリーの所作全てに心を揺さぶられっぱなしの2ヶ月でした。

2017年のピーターパンは観れなくて。卒業後唯一観れなかった作品がピーターパンだったから2019年にリベンジできて良かった。

いやほんとに。2019年のピーターパンに出逢えたこと、嬉しく思います。

どうやら佐江ちゃん本人は女優業以外にバラエティーとかいろんなことに興味があるようですが、表現している佐江ちゃんにいちばんときめく人がいるよってここに記しときます。

ただ、やりたいことは本人が気づかなくちゃ意味が無いので。佐江ちゃんのやりたいこと、新しい事務所でいっぱい泳いで探して下さいね。

 

おわりに

オチもなんもありませんが気になったことをひとつだけ

 

ウェンディと一緒に暮らせることになった迷子たちは『ハムレット』の本当の結末を知ることができたんでしょうか。

現実の世界にいれば辛いこともたくさんでしょうけど、そうやって「知る」のもまた大人になるということなのかなって私は思います。

 

 

 

 

佐江ちゃんお誕生日公演/ミュージカル「ピーターパン」@御園座 20190813

※ピーターパン2019ネタバレを大いに含みます

 

先月7月21日から始まってるブロードウェイミュージカル「ピーターパン」。今日8月13日は3場所目の名古屋というわけで私自身も4回目の観劇でした。

2019年夏、とっくに始まっています。

 

4回目の感想ってなんやねんまず前3回のぶんは?ってなるわな、私自身もそう思う。でも今日8月13日は我らが(ヲタク特有拡大主語)宮澤佐江ちゃん29歳のお誕生日なわけですよ。

 

つまりね、ちょうど推しの誕生日当日にも公演があって推しがちょうど歳を重ねた瞬間、生まれた時間に同じ空間にいて同じ空気を吸ってしまうトンデモ体験。

しかも私自身表現者宮澤佐江ちゃんに惚れたから女優やってる姿が1番の好物。だからもう幸せのバイバイン。幸福度が宇宙を突き抜けてしまう。

 

もうすでに3回観てるから展開、セリフ、動きなんかはぼんやり頭に入って新鮮さは特にないです。だから今までと違ってステージから離れた2階席のチケットを選択しました。

ありがたいことに7月後半・8月前半の関東公演は1階の良席で眺められたけど私にとって佐江ちゃんはテレビの向こう側の人、遠くにいる人なので。初心に帰るつもりで物理的に遠い席から観る機会を設けられる幸せよ。この1年活動休止してていつ帰ってくるかも分からなかったから「この日はどうしようか」って選べる日がまた来たことに感謝しなくちゃな…

 

オープニングで演者全員が一斉にライト照らされるんだけど宮澤佐江ちゃん演じるタイガーリリーはキャビンアテンダントさながらの敬礼ポーズでとびっきりの1億万笑顔でドーンと構えてるわけですわ。

もう、なに?めっちゃスタイル良いし。脚が日本人女性一般身長くらいある。

なによりキラキラ。2階席にいても届く。

AKBのさよならクロールPV監督を務めた蜷川さんが「佐江ちゃんのいるところだけスポットライトがひとつ増えたみたいに明るい」と仰ってましたがまさにこのこと。

 

で、ダンスと殺陣ですよ。もう最高〜!!!!!

私の少ない語彙を駆使してもこの素晴らしさの1%も伝えられないから観てくださいとしか言えないけどあえて言うなら艶やかなダンス、重量感の殺陣。

ステージ全体を見渡せる場所にいたから頭からつま先まですっぽりと肉眼に収めたのですがもう何度吸い込まれそうになったことか。2幕のインディアンの長として振る舞うダンスは艶っぽさとキレが混ざって不思議な異国感を覚えるんですよね。 

そこに殺陣が加わるとファンタジーが増す。

女の人が歯食いしばって重い武器ブン回すの最高最高アンド最高じゃないですか。人間が人間を倒す覚悟で鈍器を突き刺したら遠心力と重心がぐらつくことをミュージカル「ピーターパン」は教えてくれます。

タイガーリリーの槍は一撃の質量が重い。

 

 

カーテンコールでは誕生日のお祝いがありました。

カテコ2回目佐江ちゃん下がろうとしたらネスミスさんと久保田さんに止められてそのまま幕の前に1人ぽつんと置かれるという。

放置プレイに慌てて作中で久保田さん演じるライザのように本をめくる動作をしてみてもまあ幕は開きませんわ。それでまたさらにあわあわする佐江ちゃんが可愛いのなんの。

タイガーリリー、作中であんなに強く凛としてるのにここだけ佐江ちゃん全開でギャップ…(ズキューン)となりました。

その後ケーキが運び込まれてキャスト観客全員でハッピーバースデーの歌と記念撮影。

佐江ちゃんからは「私事ではありますが本日29歳になりました」というあいさつとカンパニー、スタッフ、観客への感謝を簡潔に。優しい世界。

よかったね…がんばったね… 

 

 

 

改めて、宮澤佐江ちゃん29歳のお誕生日おめでとうございます。 

まず表舞台に帰ってくる決断をしてくれてありがとう。また誕生日おめでとうって笑顔で言える日が、しかも観客席から祝えるなんて思ってなかった。

 

佐江ちゃんの表現が好きだから個人的には演技のお仕事をたくさん見たいけど本人はバラエティや色んなことに興味があるみたいなので、無理さえしなければ佐江ちゃんのペースでなんでもやっちゃえと思っています。

始めるのに遅すぎることはありませんし、あらぬ方向から色んなことに繋がるかもしれませんしね。

実りある1年になりますように。

 

 

 

【劇場公演】SKE48チームKⅡ「最終ベルが鳴る」@SKE48劇場 20190212

48グループ、劇場公演という最強のプラットフォームがあるのに非オタが「劇場公演ってどんなもんよ」と疑問を持っても差し出せる公式動画が無かったじゃないですか。

自分が興味を持ち始めた時は某所にうじゃうじゃ違法アップロードされたものが転がっていたので、

当時数ヶ月分おこづかい貯めてやっとCD一枚買うことができた身分としてはそれらの恩恵を受けて情報を仕入れていました。

でもやっぱりダメなもんはダメなのであの映像また見たいなと再検索しても時すでに遅し。インターネットの海から消されているものが多かった。

まあそこからずいぶん時間が経っていろんなものにお金使えるようになったからあの時サクッと視聴した動画は今円盤として手元に置いてある。それにAKBグループが運営する「映像倉庫」に加入していつでも合法的に動画が見られるようになった。めでたしめでたし。

 

っていうわけにいかねーんだよな~~~~~~

 

そもそも円盤を購入するのも動画視聴サービスに入るのもAKBに対するある程度の熱量が自分の中に続いていたからそこまで漕ぎ着けることができたわけで。

冒頭の「劇場公演ってどんなもんよ」とぼんやり興味持った人がいきなりお金落としてくれるか?と考えたらそこは正直うーん?って感じ。

ライト層を引き込むためにも公式持ってるYouTubeに劇場公演の動画いくつかアップしてみてもいいんじゃない?

ダメ?LIVE!! ON DEMANDと役割被っちゃう?そっか…

 

 

ところがどっこい。昨年の冬YouTube流し見してたらおすすめにこの動画が出現しまして。


VRでSKE48を体感‼ 劇場公演を最前列からVRで撮ってみた!(チームKⅡ「回遊魚のキャパシティ」)

 

そう!!!!!!!!!!!!!!!!

これ!!!!!!!!!!!!!こういうの!!!!!!!!!!!!!!!

 

なによ!!48グループこんなことやってたの???やればできるじゃない!

なんで推しがバリバリ現役アイドルの時からやらなかったの

 

最終ベルが鳴る公演って推しがオリメンなんですよ。まあ自分は当時のオタクじゃないんでDVDでしか見たことないんですけど。

しかもね、推し、晩年をSKEで過ごしてるんですよ。

推しのスピリットとも言える公演がアイドル時代の最期を過ごしたグループで上演されるのめっっっちゃ熱くないですか?

 

そしたらね、行くしかないやんけ〜!!!!!!
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【出演メンバー】
青木詩織荒井優希内山命江籠裕奈・太田彩夏・大場美奈・小畑優奈・片岡成美・北野瑠華・白井琴望・惣田紗莉渚高木由麻奈竹内彩姫日高優月古畑奈和・水野愛理

 

【セットリスト】

M00.overture(SKE48 ver.)
M01.マンモス
M02.最終ベルが鳴る
M03.ボーイフレンドの作り方
M04.偉い人になりたくない

M05.リターンマッチ(竹内 北野 内山 惣田)
M06.初恋泥棒(太田 小畑 水野)
M07.ごめんね ジュエル(白井 高木 荒井 日高)
M08.おしべとめしべと夜の蝶々(古畑 江籠)
M09.20人姉妹の歌(青木 大場 片岡)

M10.Stand up
M11.Coolgirl
M12.回遊魚のキャパシティ

M13.会いに行こう

EN1.シャムネコ
EN2.メロスの道

EN3.支え
EN4.Stand by you

 

 

ビンゴ抽選3巡目前から2列目。ありがたすぎる席。

 

M01.マンモス

頭のデンッデンッデンッデン♪We are Mammoth!からステージを踏みつける足音が聞こえてきてヤバヤバのヤバ。白井琴望ちゃんが鋭い眼光飛ばして踊っててゾクゾクしちゃった

 

M02.最終ベルが鳴る

ラスサビで2列目3列目のセリが上昇するのめっちゃうおおぉってなりませんか?

あとこの曲はアウトロで上手から下手へ飛びながら鳥が羽を仕舞い込むようにウェーブする振り付けが大好き。SKE劇場は柱がなくてストレスなく観られるから始点から終点まで一気に見納められたのが嬉しくて嬉しくて。

 

M03.ボーイフレンドの作り方

エネルギッシュな前2曲とは打って変わってゆるゆる。グッピー死んじゃう

メロディー歌ってるアイドルを見るも良し、ガヤしてるアイドルに注目するのも良し。

頭の上に?マークが浮かべながら歌う日高優月ちゃん、この曲の恋に恋して恋に思い耽る女の子を端的に表現していておおっ!となりました。

 

M04.偉い人になりたくない

聞いて〜〜〜〜〜!!!!!!江籠裕奈ちゃんから爆レス頂きました〜!!!ウェへへへへへ

1番Aメロの前!
下手から将棋のようにバタバタ倒れるメンバー見て振り付けだと分かっていても大丈夫か!?ってなる。あまりにも勢いが良すぎるので…

 

MC1

この日は本来なら松村香織ちゃんの生誕祭だったけど怪我のため延期になったそうで。

ベル公演自体久しぶりで若干息が上がってるメンバーもちらほら。

 

M05.リターンマッチ

惣田・竹内ペア

惣田紗莉渚ちゃん、顔立ちがのほほんとしているからこのユニットには一瞬驚いた。でも健気に誘うお姉さんの雰囲気を纏っていい味出てました。

竹内彩姫ちゃん。制服の芽公演によくピンチヒッターとして来てくれてたあのさきぽんちゃん。今まさに少女から大人の女性へと変化してるまっただ中ですね。10代の瑞々しさと“女”の艶やかさが曲の中で交互に見え隠れする感じ。

内山・北野ペアはなんだか面白かったです。

どっしり構える内山命ちゃんと翻弄したりされたりな北野瑠華ちゃん。燃え上がる恋というよりかは再会!困惑!でもハッピー!みたいな。

見てて楽しい堕落でした。

 

M06.初恋泥棒

・王道ゆなな

・小悪魔愛理

・癒しのあやめろ

ああ^~こころが盗まれるんじゃ^~

リボンタイの後ろが泥棒の風呂敷みたいにこんもり盛り上がってるのがあまりにもキュート。本家からパステルちっくに大幅アップデートされたのは大正解。

 

M07.ごめんね ジュエル

あ!!!!待って衣装が本家のだ!!!!!!

映像で見るよりはるかにスパンコールギラギラ。

日高優月ちゃんのウインクがバッチリ決まって発光度が更に増した。

華やかな白井琴望ちゃん、しなやかな高木由麻奈ちゃん、軸がしっかりしている荒井優希ちゃん、チアフルな日高優月ちゃん。

4者4様のキラキラしたダンス、楽しくないわけがない!

 

M08.おしべとめしべと夜の蝶々

悪魔なおちゃんの毒牙にかかる天使えごちゃん。禁書を1枚ずつめくるような掛け合いに息をしてる暇もなかった。

ところで推しの卒コンで『明日は明日の君が生まれる』を清らかに歌い上げた古畑奈和ちゃんがいつの間にか爆イケド金パになっとるんやが!?!?しかも超似合ってる。こっち路線もいけるなんて末恐ろしい…

 

M09.20人姉妹の歌

歌詞が辛辣を超えてdisに近くなっていたところや適当すぎるパートがあったのが残念。

本家のテイストも身内いじりなんだけどそこら辺のさじ加減ってほんと難しいな。

歌詞考案したの誰なんだろう。

 

MC2

片岡成美ちゃんを後ろから優しく見守る青木詩織ちゃんと大場美奈ちゃんの構図にほっこり。
おしりんこと青木詩織ちゃんはチームだと気さくな姉ちゃんになるんですね。新しい発見。

 

そしていよいよ後半戦。『Stand up』『Coolgirl』『回遊魚のキャパシティ』の流れは圧巻。

 

M10.Stand up

先程の『20人姉妹の歌』で♪可愛い以外の取り柄がないなんて言われてた小畑優奈ちゃんが髪を振り乱し床に這いつくばるほど腰を低く下ろして踊る姿にエースの片鱗を感じました。可愛いだけじゃない。


M11.Coolgirl

待て待て待て!!水野愛理ちゃんがこんなにこの曲似合うなんて聞いてない!!挑発するようなあの妖しい雰囲気何事ですか???

小さな身体で♪傷つくことは大事でも学習していくわ なんて歌われたら傷つかんとって!でもそれが愛理(敬称略)の成長に繋がるならしゃーねえなーって腕組むおじさんになってしまう


M12.回遊魚のキャパシティ 

\キャパキャパキャパキャパキャパシティ!/

惣田紗莉渚ちゃん!?Aメロで上手前列にいたと思ったらそそくさとステージの奥まで移動してサビ、2番で下手後方へとかいうトンデモ移動かましても観客どころかDMMオンデマの向こうにいる人まで刺しそうな訴えかける目付き!!震え上がってしまった。

 

MC3

内 山 命 劇 場

みこってぃちゃんが喋るだけで場がぱっと明るくなるのはきっと長年の積み重ねなんだろうなと思います。

昨年の総選挙ランクインほんとにおめでとうございました。

 

M13.会いに行こう

本編最後の曲。『マンモス』で牙剥いて『最終ベルが鳴る』で家を飛び出した子がこの曲で一回り成長して♪やりたいことが心からはみ出したとか♪後悔しない生き方したかったって静かに過去の自分を顧みる流れが好きなんですよね。

心なしかメンバーの表情も穏やか。

 

EN1.シャムネコ

2番サビ♪暖かい愛に飢えたってのところで不適に微笑む水野愛理ちゃん。それまでずっとツンとすましてたのにそれはずるくない?参った参った。降参ですわ。

EN2.メロスの道

本編アンコール『会いにいこう』でしっとり終わったかと思ったか?まだまだ終わらせねーよ!とでも言いたげなイントロのギターで無限に高まる。

白井琴望ちゃんや竹内彩姫ちゃんがガン飛ばし合って険しい表情で突き進むの最高。古畑奈和ちゃんは兼任でチームKにいた時にこの公演経験してたのもあってかガン飛ばしに説得力があった。

 

EN3.支え

優しい世界。アイドルはどんな曲でも第一にファンに向けて歌うべきだと思っているけどこの曲に関してはメンバーからメンバーに語りかけるように歌っても許される。

48グループの競わせて戦わせて順位付けるやり方ってメンバーにとっちゃ昨日の友は今日の敵でどんどん心が疲弊していくのにね。それでも仲間を大切にする姿勢は単純に凄い。どの子もアイドルを卒業してからの時間の方が長いけど48で出会った縁がこの先もどこかで繋がっていて欲しいなとこの曲を聴くたびに願ってしまう。

 

 

今まで入った劇場公演が生誕祭卒業公演生誕祭…と祭事続きでこの日は通常公演だと思っていたんですけどここで小畑優奈ちゃんの卒業発表が。

卒業発表に立ち会うのは初めて。単独でシングルセンターを数回務めていた子なのでびっくり。本来卒業はやりたいこと見つかったんだねおめでとうってお祝いするところだけど勿体ないの気持ちが大きかった。


EN4.Stand by you

待機してる時ずっと流れてた最新シングル。バックのハイッハイッハイッハイッって男性ボーカルがうるさい。もっとメンバーの声を聞かせてくれよとげんなりしていたのに劇場で聞くとあら不思議。意外とノれて楽しい。

先ほどの小畑優奈ちゃんの卒業発表を受けてグズグズになりながら歌う水野愛理ちゃんや泣きながらも笑顔を絶やさずきびきび踊る日高優月ちゃんなどなど。メンバーのいろんな感情が交差していた。リアルタイムの感情までびしばし伝わってくるのが劇場公演なんだなと最後の最後に知ってしまった。

 

 

 

 

ここまでスクロールせず読めた人おる?

おらんよな、自分でも書いてて長いわ!しか思わんかった。

でもまさか2019年に頭から最後まで余すことなく最終ベルが鳴る公演を浴びれるとは思ってなかったから全曲覚えてる範囲の記憶を書き記しました。

それくらい楽しくて釘付けにしてくれたチームKⅡのみなさん、素敵な時間をありがとう〜!!

 

ところでSKE研究生って「青春ガールズ」公演やってるんですね。

これはかなり気になる。またSKE48劇場に足を運ぶ口実ができてしまったな…

 

 

 

 

 

【劇場公演】AKB48研究生「アイドル修業中♡」末永祐月生誕祭@AKB48劇場 20181111

はじめに

「いつか劇場公演に行ってみたい!」

AKB48を好きになった人なら誰もが一度は抱いたことのある気持ち。タイミングと熱量次第でその“いつか”が訪れる人と訪れない人に分かれるし、自分は後者だとばかり思っていたけれど、そんな私にも“いつか”がやって来ました。

 



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前日は埼玉でライブ参戦。関西住みなのでさすがに日帰りはできず。

じゃあ次の日はどうしようか?と考えた時真っ先に思い浮かんだのが「AKB48劇場で公演を観たい」でした。

そんで応募スケジュールとかどうなってたっけ?と一週間前くらいにチケセン開いたらもう遠方枠の応募終わっててビックリした。

公演日の11日前に遠方枠の応募締め切ってモバイル枠なんかは3日前応募になるんですね。

ただ私の場合持っていた映像倉庫枠が外れ一か八かの女性枠に賭けたので当落が前日の昼過ぎにわかりました。ギリギリ。

 

地方住みでAKBの劇場公演によく行くヲタクはどんなスケジュール立てて行動してるんでしょうか。

遠方枠外れたら大人しく諦めるか、元からお休み取っておいて一般枠まで粘りに粘るのか、最終的に外れてもキャン待ちでロビ観行くもしくはDMMの生配信見て一日を過ごすと決めているのかどうなんでしょうね。

私自身今回は前日から関東入りしてたこともあって、もし公演外れても帰りの夜行バスまで東京観光するかーって代替案を考えていたからよかったけど時間があまりない社会人は推し事にどう向き合ってるのか気になって気になって夜10時間しか眠れない。

 

目次

 

 

 

当日
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劇場の中をじっくり観察したくてチケット販売開始時間後すぐ秋葉原ドンキ8階へ。エスカレーターを上っていくと年季の入った壁がチラホラ見受けられる。

 




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客席へ続く扉。

この光景、知ってる。

初めてなのに初めてじゃない感覚。雑誌やメイキング映像でメンバーの背景に度々映ってた扉。

やっとここに来ることができた気持ちが溢れてしばらく呆然と立ち尽くしていました。

テレビや雑誌の中にいたAKB、みんなこの場所からスタートして旅立っていくんだな。

静止画で見るよりもずっとずっしりしたオーラを放っていて、それには多分AKB48劇場に立った数百人の女の子達の想いと足を運んだファンの記憶がこの扉に集って託されているんだなと思う。

常に変わり続けるグループの中でここだけは変わってない事実。

扉に蓄積されている歴史のことを考えるとギューッと胸が締め付けられました。

 


公演
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2018年11月11日 開演13:00~ 

メンバー
鈴木くるみ・前田彩佳・安田叶・田屋美咲・本田そら・道枝咲・岡田梨奈・勝又彩央里・小林蘭・末永祐月・大竹ひとみ・齋藤陽菜・播磨七海・石綿星南・蔵本美結・吉橋柚花

 

 

柏木由紀プロデュース「アイドル修業中♡」公演セットリスト

0. overture

1.キミが思っているより・・・
2.NEWSHIP
3.JK眠り姫
4.彼女になれますか?
5.Blue Rose/(勝又・播磨・大竹・本田)
6.投げキッスで撃ち落とせ!/(鈴木く・石綿・道枝・齋藤・小林・末永)
7.蜃気楼/(蔵本・前田)
8.ツンデレ!/(岡田・安田・吉橋)
9.虫のバラード/(田屋)
10.RIVER
11.最終ベルが鳴る
12.シアターの女神
13.そばかすのキス
14.だけど…

EN1.遠距離ポスター
EN2.チームFresh推し
EN3.君と虹と太陽と

 

 

劇場でしか聞けないオリジナル公演ではなく、48グループの様々な曲が組み合わって公演を形作るというセットリスト発案者の手腕が試される公演。ウェイティング公演的な。思い入れの種類が全然違う曲たちをひとつの流れとして統合するのはなかなか難しいと思うのにそこはさすがゆきりん。否、柏木プロ。

チームカラーのはっきりしていた時代のA、K、Bそれぞれの公演曲とアルバム・カップリングで構成されているからひとつの公演で新鮮さといろんなチーム色も味わえる欲張りセット。

 

初めてのAKB48劇場の感想としては「見づらい」が真っ先に感情を支配しました。笑

女性席の真ん中あたりだったのでステージからはかなり近い位置なのに二本の柱が視界を遮るのなんのその。SKE劇場を先に体験してしまったいたのでステージ全体の動きを俯瞰できないのはストレスでした。全景を見渡せるのはきっと前列の特権なんだろうな。

そんな問題も曲が進むごとに気にしなくなっていきました。なんせ今のAKBメンバー知らない子ばかりでアイドルをひたすら目で追いかけるのに夢中になるから柱の事なんて考えている暇がない。

 

M1『キミが思っているより・・・』は聞いてもらえば分かるんですけど約3分半の中、2番終わりからラスサビ前の間奏以外ずっと歌いっぱなしの忙しい曲なんですよ。だからほとんど誰かがマイク持って歌ってて前に出る子がわらわら変わる。「あ、ほんとにAKB観にきてるんだ!」と高まってしまう。多幸感。パチンコの曲はなぜこうも良曲が多いのか。

 

M3『JK眠り姫』

王道を行きつつも一筋縄ではいかないメロディーラインがチームAっぽさ溢れていて◎安田叶さんが女子高生の弾ける若さと危うい10代の色気の狭間を見事に表現しきっていてずっと目が奪われっぱなし。

 

M4『彼女になれますか?』

1番終わり ♪心の準備させて下さい はDVDで見た秋元Kの皆様による勢いよすぎる頼み込みポーズが記憶にあったけど、この日の研究生たちは丁寧にお願いしているようにしっかり頭を下げる振り付けをしていたので演者が変われば表現も変わるってこういうことだなとしみじみ思いました。

本日の主役、末永祐月さんが2番サビ ♪あなたにお弁当作っていいですか? の太ももで何かを刻むような振り付けで控えめにのほほんとお弁当作っているのにほっこり。

 

冒頭4曲が終わったらMC。この日は生誕祭なので末永祐月さんに絡めたトーク

ところで「生誕祭」ってNGワードなんですかね?出演メンバーが口々に「今日はゆづちゃんの大切な日で・・・」ってぼかし気味に喋っていたのが気になりました。

 

M5『Blue Rose

カン!カン!カン!カン!\デレレレレレレデッデーデレーレ/ヲタク「うおおおおおおおお!!!!!!!」

揺れる腹腹腹腹!太もも太もも太もも太もも!背徳感の嵐!

失礼しました。こっからユニット曲のターン。DVDでこの曲になると途端にカメラワーク激しめになるのが好きなので劇場現地で見たら思ったより視覚が動いてなくて逆に驚きました。当たり前だ。

宮澤ポジを勤めていた本田そらさんをガン見。全体曲では大人っぽいお姉さんの雰囲気を纏っていた本田そらさんでしたが、この曲では必死に険しい表情でいたのが印象的でした。

 

M6『投げキッスで撃ち落とせ!』

鈴木くるみさんのカースト上位感漂う佇まいは一体なんですか。学校中の女の子に人気者の男の子を狙うぞ!な歌ですが鈴木くるみさんのちょっぴりねちっこいアイドルオーラにかかってしまえば一発な気がする。

鈴木くるみさん、ステージ上ではバチバチにアイドルを纏っているのにせんとくんに似ているといじられているのがツボ。ヒエラルキーの上に君臨してそうなのに親しみを感じてしまうのがTHE・AKB。

 

M8『ツンデレ!』

圧倒的岡田梨奈さん。

岡田梨奈さん、この日の公演では全体曲でほとんどのセンターポジションを任せられていたのですがなんだかまだまだぎこちなくて。笑顔のバリエーションが少ないというか。悪目立ちしてるってわけじゃないです。荒削りな部分が垣間見られて今この瞬間まさに磨かれてるのが公演の頭からずっとリアルタイムで見られるのが面白い。伸びしろの塊。

そんな中の『ツンデレ!』。岡田梨奈さんのけだるげな表情が曲の世界とばっちり当てはまってビックリしました。たぶんこの子はカッコいい曲が抜群に似合う。軽蔑していた愛情とか見てみたい。

調べてみたらチームKドラフト3期生なんですね!?チームKめちゃくちゃ分かる。身長も高くて手足が長いから基本どんな曲を踊っても様になると思う。あとはどんな感情でパフォーマンスしているのかもっとはっきり伝わるように表現の幅が広がったら見違えるように良くなるんじゃないかなと専門家でも何でもないのに考えてしまった。

岡田梨奈さんが正規メンバーに昇格したときのチームKが楽しみ。

 

全体曲に戻って後半戦M10『RIVER』。岡田梨奈さんがたかみなポジだったので鬼気迫るダンスが間近で見られて良かった。やっぱりカッコいい曲が似合う。

 

カッコいい曲続きでM11『最終ベルが鳴る』。アウトロの上手から下手へバーっと流れる全身で鳥が羽を畳むような振り付けが大好きなので生で見られて圧巻でした。

甘い顔立ちの吉橋柚花さんが真剣な眼差しでないものをたぐり寄せるかのように力強く空を掴む所作にぐっときた。

本田そらさんはポジション移動も振り付けのうちに染みこんでるのかな。移動中も客席側に意識を向けようとしていて感心しました。この調子で一歩上の表現にどんどん挑戦してほしい。

 

M12『シアターの女神』でがらりと雰囲気が変わる。

安田叶さんのファンサがすごい。

安田叶さんのパフォーマンスってエネルギッシュなのに柔らかくて、一見正反対なものが両立されているのが素晴らしい。あと表現の範囲が広い。私だけに指を差したわけじゃなくて私が座っている辺り一帯に向かってやっているはずなのに「今絶対自分に向けてファンサしてくれた!目が合った!」って思わせることができるのは強い。

たぶん安田叶さんはホールやアリーナの大きな場所でコンサートすることになっても端の遠い席まできちんと表現をお届けできると思う。

 

ひたすらキラキラ青春王道AKBまっしぐらのアンコール3曲を終えて終演。EN2『チームFresh推し』 ♪どんなに売れてもここで歌っています の歌詞と“今”がまさにシンクロする感覚は忘れられない。ここに『Seventeen』があったら泣いてしまうところだった。危ない。

 

 

おわりに 

やっとAKB劇場に入れた〜!って感情が大部分を占めてましたけど、今の若手メンバー誰一人顔も名前も一致してなかったからこそ常に新しい発見だらけでハチャメチャに楽しかったです。

ワクワクしながらAKBにズブズブ沈んでいった2010年辺りの感情を取り戻しました。公演は魔法。

 

これ書いてるの入ってから半年経ってもう平成終わっちゃったしなんなら新潟の事件があった後なんだけど、やっぱりAKBは秋葉原の劇場がある限りあそこで夢を追って欲しいな。

それとこれとは話が違うだろってのはその通り。事件と祈りを並べて語るのは「スプレー缶とアイスクリーム、どっちが土曜日に相応しいですか?」みたいなちぐはぐな題材に過ぎないけど、それでもAKBの公演を見てなんか…まだまだ続いてくれって心の底から願いました。

「会いに行けるアイドル」ってキャッチコピーの前につくのは「握手会に」じゃなくて第1に「劇場に」であってと祈るばかり。

またいつか必ず秋葉原へ公演を観に行きます。

 

 

 

おまけ


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公演終わってロッカーから荷物出して写真販売に並んでる最中ふと目に入ったこのベンチ付近


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『DOCUMENTARY of AKB48 to be continued 10年後、少女たちは今の自分に何を思うのだろう?』宮澤佐江パートで一瞬映ったこの場所とかなり似てませんか?(つまり違う)

『奇跡は間に合わない』のハットプレイを黙々と練習していた逞しい背中の映像。あの場所に本当に来ているんだなって情緒が幸福でバシバシ殴られてる感覚になりました。

「いや別に公演とか行くほど好きでもないし」なんて言いながら実は心のどこかでいつかは…なんて思っていたかつての自分、よかったね。

大人になるためのピリオド

3月31日。身分的に学生と呼ばれる日は今日が最後だけどまったく実感というものがない。

 

“社会人になりたくないと思うのは、未来に対して不安の気持ちが強いから今が美しく見えてしまうだけ。

いざ先に進んで新しい環境に慣れてきたら過去のことはあまり振り返らなくなる。

また会いに来ると言って二度と行かなかった中学や高校のように。

あの時に戻りたいと願う日が来ないように次の場所でも幸せなことを見つけていきなさい。”

 

という旨の文章をどこかのインターネットで見かけてとっても印象に残っている。

自分もそうなれたら良いんだけど。

 

前は大人になったら今よりももっとしっかり行動できて、立てた計画を実行できる素敵な人間になってるかもしれないなーと毎年夏休みの宿題を8月の最終週になってやっと取り組んでいた高校時代にぼんやり考えていたけどそんなことはなくて。

やらない人ってどこかで意識改革しないと絶対にやらないんだなあ。

 

追い詰められないとやる気が出ないし行動もしないという社会不適合者の塊な自分が明日から本当の意味で大人にならないといけないのが憂鬱で仕方がない。

 

そんな出不精な自分が宮澤佐江ちゃんの応援を原動力に学生時代のほとんどを過ごしていたのが驚くばかり。

 

部活動の人間関係で悩んでいた時、高校受験、苦手な体育の長距離走、大学受験、就職活動。

 

人間なら必ず経験する乗り越えなくちゃいけない人生の試練につまずいた時、決まって浮かぶのは宮澤佐江ちゃんの笑顔でした。

 

佐江ちゃんならきっと「でも選んだのはあなたでしょ、佐江は全然すごくないよ」って言いそうだけど、決断するのに前を向くためのエネルギーとなったのは紛れもなく佐江ちゃんの存在があったから。

 

電車の乗り方やパソコンの操作方法を覚えようとしたのも佐江ちゃんのことを色々知りたくて会いに行こうと思ったから。

 

ほんとに宮澤佐江ちゃんにありがとうと言いたい。

あなたのおかげで今の自分が形成されました。

 

 

そんな宮澤佐江ちゃんは昨年2018年の8月から芸能活動をお休みしていましたが、今年の夏にミュージカルで復帰します。

 

社会人になってからもまた応援できることの幸せ。

 

これから覚えないといけない業務やルールがいっぱいで絶対に忙しくて大変だけど、そんな幸せを噛み締めながら日々を過ごしていきたいな

 

 

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6th LIVE 「MERRY-GO-ROUNDOME!!!」 @メットライフドーム 20181110

SMAPの中居くんが個性的なあの声で「♪おーねがい シーンデレラ~~」と歌うCMを見て衝撃を受けた2016年の初夏。

 

数ヶ月前に3次元の推しがめでたくアイドルを卒業。それと同時にしばらくAKB関連からは離れようと決めた矢先。しかし身体はまだまだアイドルを欲していました。

そんな衝動と好奇心に身を任せ、気づいたらアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(以下 デレステ)をインストール。

 

お願い!シンデレラ』は冒頭のCMもあったので可愛いキャラクター達が歌っているのになかなか違和感があったけど、『Star!!』の1番サビ前

慣れないこのピンヒール

10cmの背伸びを

誰か魔法で 変えて下さい

ガラスの靴に*1

という歌詞に強い求心力を感じ、すっかりシンデレラガールズが紡ぐ楽曲のファンに。

 

そこからはデレステで楽曲とキャラクターを知り、もっと深くキャラを知るためにmobageで配信されているアイドルマスターシンデレラガールズ(以下モバマス)をポチポチ進める生活。

200人近くいるアイドル全員に声が付いているわけではないけど、キャラクターを担当している声優さん達が1年の間に数回ライブを行っていることを知ってからはライブを映画館で生中継するライブビューイングに何度か足を運んでいました。

 

そんな中5thライブ最終日に発表されたドーム公演。そろそろ現地に行ってみたいなと思いながらもダメ元で申し込んだらなんとぉ!ビギナーズラックで当選。目ぇひん剥きました。

 

 


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当日。西武新宿駅では出演するアイドルのサイネージがお出迎え。

 

夏は蒸し釜、冬は冷凍庫。あそこをドームとは認めない。とにかく気をつけろ・・・なんて悪評ばかり聞こえてきたメットライフドーム。この日は11月の中旬でしたが偶然にも気温は9月並にぽっかぽか。サンキューユッキ。

しっかりと着込んできたプロデューサー達が熱い熱いと何枚かテイクオフする始末。

 

そんでもう開演前から会場のボルテージが高い!

客入れBGMとして流れた『Yes! Party Time!!』の間奏できっちりウェーブが決まって拍手喝采。コールもノリノリ。

まだ始まってすらないのにこの熱さ。盛り上げるぞ!という意気込みがびしばし伝わってきて開演前なのにもう楽しい。

 

16時開演。お決まりの「私たち!シンデレラガールズです!」ではなくステージ上に現れたのは西部埼玉ライオンズマスコットのレオくん。まさか?

 

アナウンス:城ヶ崎美嘉「始球式を始めるよ-!」

 

シンデレラ初の単独ドーム公演。ドームといえば野球。というわけで野球といえば始球式。

受けて立つはもちろんキャッツ野球をこよなく愛するアイドルユッキこと姫川友紀。ユッキ役のまこさん、逞しかった!

 

M1. イリュージョニスタ!(全員)

開幕ジョニスタは反則。連番した未央兼加蓮Pの友人が嬉しそうでなにより。

声優さんはキャラクターそれぞれに由来する個別衣装なので瞬時に見分けが付きやすいのがほんとありがたい。

 

M2. 気持ちいいよね!一等賞!(伊達朱里紗村中知杜野まこ

初ドームの初日ソロトップバッターはやっぱりユッキから!

「♪上げて!上げて!行きますよ!」からのだんだん早くなるメロディが心地よい。まこさんの動きがあまりにも全力なのに歌声が全くぶれない。これで生歌とか肺活量どうなってるんだろう。

 

 M4. TOKIMEKIエスカレート(金子真由美・山下七海佳村はるか

5thライブでソロ2曲持ちのアイドルは新しい方を重点的に披露していたので美嘉姉も『NUDIE★』だろうなと身構えていたらまさかのTOKIMEKI!

アウトロの「T!」「O!」「K!」「TOKIMEKI!」コールができて嬉しかったなあ。

 

M5. ニャンと☆スペクタクル(桜咲千依・高森奈津美

なつねえさんの余裕が感じられる早口パートお見事。小梅ちゃんのウィスパーボイスは耳が溶けますね。

2人とも小柄でマイクを胸の前に持って首を若干縦に振りながらの早口パートだったのでそのフォルムが何ともいえないかわいらしさ。

 

M6. One Life(千菅春香

バックダンサーもつけず1人でドームのステージを駆け回るちっすーさんがとっても爽やか。CD音源ではサビ後半の「♪Only one life Just one life」のラーって伸びが少しざらついていて苦しそうだなと聞いて感じていたのですが、この日はスパーン!と気持ちいいくらい音が出てた。

 

M7. STORY(大橋彩香福原綾香原紗友里

SbSじゃないんだ!?と驚きましたがこの日のコンセプトは「春」だったので納得。

イントロのギター(『Star!!』のメロディー)が涙腺を刺激してやばかった。

 

M8. Starry-Go-Round(全員)

ロッコ馬車タイム。遊園地のどこか浮かれた空気を脳天気なラッパと「♪Twinkle Twinkle イエーイ」って頭空っぽになれるかけ声で表している1曲。

コールも半ばに手を振るアイドルを食い入るように見つめるプロデューサー達の状況と曲があまりもリンクしてた。

ちなみに私は下手側馬車に乗ってやってきたルゥさんと間違いなく目が合いました。本当です。

 

M9. Radio Happy(山下七海

カチッ ピュイッ ハロー! \ウオオオオオオオオオオ!!!!/

こんなに楽しい曲なのにどうして「♪大好きな君に届けたいよ」部分に差し掛かると切なさで胸がいっぱいになってしまうんでしょうね?

山下七海さん、リアルアイドルに負けないくらいの細さにあの愛嬌と笑顔は神の授かり物としか思えない。

 

M13. Jet the Future(青木瑠璃子安野希世乃

「♪理屈じゃないよ好きのパワーは」って歌詞が大好きで聞くたびに頷いてしまう。

白と青のライトに照らされて花道センターで背中合わせに歌う2人。白の割合がめちゃくちゃ多くてとっても眩しかった。少なめの青は細いラインとなって降り注いでいて。

ライブハウスに行ったことはないので想像になりますがバンドのライブってこんな感じの照明なのかな。それを再現しているのかなと。

 

M17. PROUST EFFECT(藍原ことみ

藍原ことみさんの歌が上手すぎてサイリウム振るのも忘れてただただ聴き入ってた。

アウトロ終わるまもなく客席から「とんでもないな」「ヤッバ歌ウッッマ」と感嘆の声が続々。

 

M21. Private Signルゥ ティン

蛍のように舞う塩見周子がそこにいました。

ルゥさんはタッパもあって手足が長いから踊っている姿がとってもステージ映えするんですよね。今まで丁寧に振り付けをこなしているイメージだったのにこの曲ではなめらかに余韻が残るような表現をされていたので非常に驚きました。

さらさらと夜が流れていくようなサウンドと濃青ライティングが周子のSRカード[クーリッシュピクシー]特訓後を彷彿とさせるなあ。

 

M24. Dreaming of you(東山奈央

ムーディーな雰囲気の曲で川島さんの大人の女!な部分を摂取しているだけでも充分高まっているというのに間奏で「Pくん、私とデートしない?」なんて言われてしまったらもうダメだ。くらくらしてしまう。

連番した友人が「瑞樹とデートしちゃった・・・」と幸せそうにこぼしていたのがハイライト。

 

M25. Dear My Dreamer(杜野まこ

ユッキ、本日3度目のソロ登板。

ここで本日のMEMVP(モースト・エモエモ・エムブイピー)はユッキ役のまこさんに確定。こんな熱い展開目頭が熱くならないわけがない!

 

M26. 炎の華(原優子)

 ステージの端から端までキメッキメにロックオンしながらパワフルに拓海を解放させるはらぼうさん見るたびに好きになっちゃう。

赤を背負う姿がここまで様になるのも素敵。

 

M27. アンデット・ダンスロック(桜咲千依・千菅春香

ドームの天井部分にカボチャやおばけの形の照明が飛び散るように行き交ってまるでハロウィンみたいだった。

この曲、サビに行くまではずっとウゾウゾモゾモゾしてるのにサビ一発目の「♪Scarlet night 目覚める今夜」で一気に音が弾けるあの感覚が小気味良い。

涼さんの優しい低音と小梅ちゃんのウィスパーボイスが混ざることによって生じる有象無象感がま~~~~~~~気持ちいい!

 

M28. 美に入り彩を穿つ(立花理香ルゥ ティン

最後の最後、「恋絵巻ぃ~~~↑↑」って音がうわずるとこあるじゃないですか。この曲テンポも速いしパート分けも細やかでスタミナがんがん切れてくのにこんな難所をトリに持ってくるのずるくない?と思いながら祈るように聞いていたわけですがそこはさすが私の担当。華麗にやってくれました。

 

M29. 純情Midnight伝説(金子真由美・千菅春香・原優子・村中知安野希世乃

ボルテージ上がったところでこれ持ってくるの本当にずるい。

戦いも佳境に入ったと思ったら明らか強い姉ちゃん達が起爆剤持って殴り込んでくるんだもんそりゃ会場もどっかんどっかんするわけですわ。炎陣は良い燃料。

 

M30. Tulip(藍原ことみ飯田友子・騠野麻美・佳村はるかルゥ ティン

圧倒的強

 

いやさっき起爆剤持った姉ちゃん来たと思ったら今度はダイナマイト装備した顔面偏差値天元突破レベルの人たちが突っ込んでくるなんていかんでしょ。

2番に入るとメインステージからセンターステージへ移動してたけどもう移動じゃなくてなんとかコレクションのモデルウォークばりに歩いてくるもんだからただただひたすら強い。

担当的にはルゥさんさっき美に入り~からほんのわずかでの登板だったからすこーし息の上がるところもありましたが、この盛り上げパートでの大事な部分をよくやり遂げたなとひたすら感心。

 

M31. Happy New Yeah!(大坪由佳大橋彩香東山奈央花守ゆみり原紗友里福原綾香・藤本彩花・村中知杜野まこ

多幸感。

馬車に乗ってたくさんのおめでとうを客席に振りまくアイドルたちが天界のお告げを持ってやって来た聖なる天使にしか見えない。正月とクリスマスと誕生日が一気にやって来た感じ。曲終わり周りが口々に「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!!」と叫んでておめでたいムード一色。

 

M32. Stage Bye Stage(全員)

本編最後。この曲はまずニュージェネ3人でのお披露目が見たかったなあ

 

M33. GOIN'!!!(全員)

こっからアンコール。コール&レスポンスが楽しすぎてテンション一気に爆発してしまう

 

M34. お願い!シンデレラ(全員)

ラスト。思い思いの方角へ走ったり手を振ったりする声優さん達。センターステージが感情の交差点だった。

 

 

 

 

 

現地の空気ってこんなに熱いんですね。今までライビュで参戦していたけどこの熱さを知ってしまったら戻るに戻れなくなりそうで怖い。それくらいた~~~~~~のしかったです。7thはいつになるんでしょうねえ。